こんな結婚式は迷惑かも…ゲストが行きたくない、非常識婚に要注意!

こんな結婚式は迷惑かも…ゲストが行きたくない、非常識婚に要注意!

ゲストに感謝を伝えて楽しんでもらうために計画した結婚式が、本音では「迷惑」だと思われていたら悲しいですよね。

大切なのは、ふたりの門出が迷惑なものにならないように、ゲストに配慮しながら結婚式を計画すること。

ここでは、迷惑だと思われやすい結婚式の日取りや演出内容を紹介。

ゲストに「行きたくない」と思われないためのポイントや、迷惑なゲストへの対策方法もまとめました。

結婚式に招待されたら迷惑な時期・迷惑な日って?

サマーウェディング

結婚式を開催する日程によっては、ゲストに正直迷惑…と思われてしまう可能性が。

とくに注意が必要なのは、次のような時期の結婚式。

あらかじめ避けて日程を決めるか、迷惑がられないための配慮をしましょう。

長期休暇や連休の最中

  • お盆(8月13日~16日前後)
  • 年末年始(12月30日~1月3日前後)
  • ゴールデンウィーク(4月29日~5月5日前後)
  • シルバーウィーク(9月16日前後、23日前後)

これらの連休は、帰省や旅行といった予定を入れることが多い時期。

「すでに予定がある」「連休が細切れになってしまう」など、招待されても正直、迷惑な可能性があります。

またホテルや新幹線・飛行機の予約は取りづらく、宿泊費・交通費がハイシーズン価格で高額になるという問題点も。

宿泊費や交通費を、新郎新婦が負担しない場合、遠方に住んでいるゲストは「行きたくない」と思っているかも。

長期休暇や連休中に結婚式をする場合は、連休の初日を選ぶなど、日取りへの配慮をするとベター。

ゲストへの早めの連絡も必須です。

日程が決まってすぐ~挙式半年前くらいまでには、結婚式の予定をお知らせして、出席を打診するのがおすすめ。

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真夏、真冬

真夏(7月、8月)や真冬(12月~2月)も、結婚式への出席を嫌がられることが多い時期。

次のような点が、迷惑に思われるポイントです

  • 暑さや寒さの中の移動が大変
  • メイク崩れや汗対策、防寒対策が必要
  • 暑さや寒さで体調を崩しがち
  • 暑さ、寒さで屋外での演出に参加するのがつらい

真夏や真冬の結婚式を計画するときには、暑さや寒さ対策をすることが大切。

次のような対策をとりましょう。

  • 過ごしやすい時間帯の式にする
  • メイク直しグッズや汗対策グッズ、防寒用カイロなどアメニティを充実させる
  • 空調が効いた室内中心の演出にする
  • 冷たい/温かいドリンクを豊富に用意する
    など

結婚式の開始時間が、午前中・夜遅く

午前中から始まる結婚式や、夜遅くに及ぶ結婚式も、次のような理由から避けてほしいと考えるゲストが多いよう。

  • 早朝からの着付け・ヘアセットは割増料金がかかる
  • 早朝や夜遅くに遠方へ移動するのは大変
  • 子どもがいると夜遅くには家を空けづらい

ゲストのことを考えるなら、早すぎたり遅すぎたりする時間帯の結婚式は、避けた方がいいでしょう。

どうしても時間帯にこだわりがある場合には、前泊・後泊、着付けやヘアセットなどを手配するといった配慮を検討して。

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イベントデー

クリスマスや正月といったイベントデーは、家族や恋人と過ごす予定を入れることが多い日。

イベントデーに結婚式をやりたい場合も、早めに打診するのがベターです。

  • クリスマス(12月24日~12月25日)
  • お正月(三が日)
  • バレンタインデー(2月14日)
  • ホワイトデー(3月14日)
    など

平日の昼間

平日の結婚式も「休みがとりづらい」「翌日の仕事に響く」などの理由から不評。

平日に結婚式をするなら、翌日が休みの日を選んで、遅めの時間帯から開始するなど、翌日に影響しにくいよう調整するのがおすすめです。

ゲストの本音!「行きたくない」のはこんな結婚式

ガーデンウェディング

たとえ日取りに問題がなくても、ゲストが「行きたくない」と感じてしまう結婚式も。

  • あまり親しくない人の結婚式(職場の同僚・上司・部下、学生時代の知人、遠い親戚など)
  • ゲストのなかに知人友人がいない(1人参加)
  • 再婚の結婚式(2度目の招待)
  • 晩婚カップルの結婚式(子育てで忙しい時期、金銭的に負担など)
  • 海外ウェディング(移動や費用の負担が大きい)
    など

ご祝儀や準備、移動の手間やコストを考えると、心からお祝いしたいと思える相手の結婚式以外は、正直出席したくない、と考えるゲストは少なくありません。

ゲストの「いやいや出席」を防ぐ!結婚式招待の注意点

結婚式に嫌々ながら出席してもらうのは、新郎新婦にとっても不本意ですよね。

ゲストの「いやいや出席」を防ぐために、次のようなポイントを押さえましょう。

人数合わせや義理での招待はしない

はじめから、会社関係者や遠い親戚、付き合いが途切れている友人などは、招待客のリストに含めないで調整する方法。

身内や本当に親しい間柄の人だけをゲストとして招けば、招かれた側も心から祝福する気持ちで出席してくれるはずです。

断る選択をしやすい招待のしかたをする

出席を打診する段階で、できるだけ多くの情報を相手に伝えましょう。

  • 日時
  • 場所
  • 結婚式の形式(会費制・ご祝儀制)
  • 新郎新婦が負担する費用の範囲(交通費、宿泊費など)
    など

相手は、負担を計算したうえでOKするか断るかを検討できるので、出席の返事をしたけど、コストを思うと憂鬱…という事態を防ぎやすくなります。

ウェディングハイに要注意!ありがた迷惑な結婚式の演出

ブーケトスをする花嫁

ゲストに楽しんでもらうために趣向を凝らしたつもりの演出も、ゲストにとって「ありがた迷惑」になってしまうことが。

次のような演出は迷惑に感じられてしまうことが多いので、ゲストの顔ぶれなども考えて慎重に検討しましょう。

  • ゲストをサプライズ指名する演出(インタビュー、サプライズスピーチなど)
  • 冬場、夏場の屋外での演出
  • 演出や余興が多過ぎて新郎新婦とゆっくり話せない
  • ブーケトス(ゲストに未婚者が少ないなど)
  • 引出物がかさばる・重い

結婚式・披露宴の計画中は、ウェディングハイ状態になって、あれもやりたい!これも楽しいかも!と、独りよがりになってしまいがち。

自己満足にならないように、第三者に意見を求めながら、演出内容を決めていくのがおすすめです。

反対に、費用の節約に走りすぎて演出や装飾が貧相になり、ゲストに「ケチった?」と思われてしまうパターンも。

  • 料理が美味しくない、品数が少ない
  • 引出物が安っぽい
    など

自分がゲストだったら?と考えながら結婚式を計画するのが、迷惑な結婚式にならないコツです。

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こんな迷惑ゲストにご用心!あるある非常識トラブルと対策

乾杯する人々

これまでは、新郎新婦が注意すべきゲストの配慮についてご紹介しました。

一方で、結婚式・披露宴に呼んだゲストが迷惑な人だった、というパターンも。

ゲストの非常識な行動で結婚式が台無しになってしまわないように、トラブルの事例と、予防策をチェックしましょう!

新郎新婦に飲ませ過ぎる

ゲストが新郎新婦にお酒をすすめ過ぎるというトラブル。

飲み過ぎた新郎新婦が酔いつぶれてしまうケースもあるようです。

新郎新婦は次のような対策を。

  • グラスには口だけ付けて、残りの酒はバケツに捨てる
  • グラスをこまめに片付けてもらえるよう式場スタッフにお願いしておく

泥酔する・悪のりして騒ぐ

お祝いの席でゲストがお酒をのみ過ぎてしまったり、浮かれて悪のりしてしまったりというのも、よくあること。

事前に式場スタッフと打ち合わせておいて、雲行きが怪しくなったら、声かけをしてもらうなどの対処をしてもらいましょう。

服装が非常識

服装がフォーマルではない、白いワンピースを着てくるなど、服装マナーが守れないゲストは、相手側親族に悪い印象を与える原因に。

対策方法は次のとおり。

  • 友人たちへ事前にさりげなく当日の服装を尋ねてみる
  • ドレスコードを設定して案内する

ドタキャンする

結婚式当日に突然欠席する「ドタキャン」は、ゲストの迷惑行為の代表格。

ドタキャンを防ぐためにも、結婚式前日には「挨拶メール」を送るようにしましょう。

式の開始時間や、緊急連絡先などを添えた文面なら、ドタキャン防止だとは思われにくいですよ。

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離席が多い(喫煙など)

結婚式の進行中に、ゲストの離席による空席が目立つのはさみしいもの。

ゲストに演出と演出の間の時間や、歓談の時間などを伝えると、離席のタイミングが計りやすく、演出中の離席を防げます。

ご祝儀の額が相場と比べて極端に少ない

いただいたご祝儀が相場を大きく下回っていると、がっかりしてしまいがちです。

しかし、ご祝儀はゲストの気持ちを包むものなので、アテにするのは本来間違い。

出席してもらえただけでありがたいことだと、気持ちを切り替えましょう。

ご祝儀の額で一喜一憂したくないなら、会費制ウェディングにするのもひとつの手です。

まとめ:呼ぶ側も呼ばれる側も迷惑にならない配慮を!

  • 連休中真夏・真冬、早朝・夜遅くなど、迷惑に思われやすい時期や時間帯がある
  • 結婚式への出席はコストがかかるため、本当に親しくないと行きたくないゲストも多い
  • サプライズなど、ゲストに強要するのは迷惑かも
  • なかには迷惑な行動を取るゲストもいるので、事前に対策を

お祝いの席である結婚式が「迷惑」になってしまうのは悲しいこと。

呼ぶ側も呼ばれる側も、相手の気持ちに配慮して気持ちよくお祝いできるようにしましょう!

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