【マナー】結婚式前日は挨拶メールを送ろう!ゲストの相手別文例集

結婚式の前日には、参列してくれるゲストにメールなどでひとこと挨拶ができると当日のドタキャン防止にもつながります。
「誰にメールを出すべき?」「どんなことを書けばいいかな?」と、気になりますよね。
そんな結婚式前日のメールについて、送った方がよいのかどうか、送るとすれば相手や文面はどうするべきかを解説します。
結婚式前日には、ゲストへ一言メールをしよう!
結婚式の前日には、ゲストに一言メールなどで挨拶するのが理想的です。
招待するゲストが多い場合には、全員に連絡する必要はありません。
受付や余興を頼んだ、などとくにお世話になるゲストや、伝えたいことがあるゲストなどをピックアップして、前日の挨拶をするようにしましょう。
ちょっと面倒だけど…前日メールのメリット
結婚式の前日にゲストへメールすると、次のようなメリットがあります。
- 感謝を伝えられる
結婚式に来てくれてお祝いしてくれることの感謝を、改めて伝えることができます。 - 日時や会場をリマインド
結婚式の日時や会場の場所などをあらためて送っておくことで、ゲストの不明点を取り除けます。 - 当日お世話になるゲストへの最終確認ができる
当日にさまざまな役目を頼むゲストに、段取りやお願いしたい内容などの最終確認ができます。 - 前日に確認が入ることでゲストが安心できる
前日に確認の連絡が来ることで、ゲストが、日程や場所などを正しく把握できていたことがわかり、安心できます。 - ドタキャンの防止につながる
前日に一報を入れることで、日程の思い違いなどによる急な欠席を防げます。
特にお世話になるゲストへは、前日に必ず挨拶しよう
挙式披露宴に出席する全てのゲストに必ずメールしなければならないわけではありませんが、当日に特にお世話になるゲストには、前日の挨拶を忘れずに。
必ず挨拶したいのは、次のようなゲストです。
メールやLINE(ライン)で挨拶したいゲスト
● 受付を依頼したゲスト
受付を依頼した友人や同僚には、電話やメールで連絡を。
特に親しい相手であれば、LINEなどで簡単にメッセージを送ってもよいでしょう。
● 余興を依頼したゲスト
余興を依頼した友人や同僚への連絡手段も、電話やメール、LINEなどでOK。
人数が多い場合には、一斉送信メールやグループメッセージで、連絡事項が全員にもれなく伝わるようにしましょう。
● 二次会の幹事
友人などに二次会の幹事をお願いしている場合も、電話、メール、LINEで挨拶を。
複数の場合には、一斉送信やグループメッセージを活用しましょう。
● 遠方から来てくれるゲスト
新幹線や飛行機などを使って、わざわざ結婚式に駆けつけてくれる友人や親せきにも、前日の挨拶を。
宿泊場所や送迎バスなどの交通を手配しているなら、その連絡もしておきましょう。
● 妊婦・子連れのゲスト
挨拶や労いの言葉とともに、早くついた場合の喫茶スペースの有無や、授乳・おむつ替えに使える施設の詳細などを添えて。当日安心して会場に来てもらえます。
電話でのあいさつが好ましいゲスト
● 主賓・乾杯の挨拶を依頼したゲスト
主賓や乾杯の挨拶を依頼した目上のゲストには、電話か可能なら対面で前日の挨拶をしましょう。
ただし相手が大変忙しい方であるような場合は、時間をとらないメールで挨拶をするのも気遣いのひとつ。
その場合も丁寧な文面を心がけ、失礼に当たらないようにしましょう。
結婚式の前日メール、内容と文面のポイント
結婚式の前日メールは、次のようなポイントを押さえて、文面を作りましょう。
送り先と伝えたいことをチェックリストにしてから作業すると、抜けや漏れがなくなりますよ。
- 翌日が結婚式であることを書く
- 参列や引き受けてくれた役割への感謝
- 時間や会場のリマインド
(会場のHPや地図などを添付) - 役割を引き受けてくれた人への事務連絡
(入り時間や出番の時間、控室など) - 当日を楽しみにしていることが伝わる一言
【送り先別】結婚式の前日メール文例集
結婚式前日にメールで挨拶をする場合の文例を、送り先別に紹介します。
文例をもとに、実際の結婚式や披露宴の内容に合わせて、文面を調整してくださいね。
- 目上の方(上司など)へ
- 友人・同僚宛などカジュアルな文面
- 主賓・乾杯の挨拶などを頼んだゲストへ
- 受付を依頼したゲストへ
- 余興を依頼したゲストへ
- 二次会幹事を依頼したゲストへ
- 遠方から来るゲスト、妊婦・子連れゲストへ
目上の方(上司など)宛のメール
タイトル:結婚式のご挨拶
本文:
○○さま
お久しぶりです、△△です。
おかげさまで明日、結婚式を迎えます。
ご多用のなかご参列くださり、誠にありがとうございます。
本来ならば直接ご挨拶するべきですが、メールにて失礼いたします。
明日は挙式○時、披露宴○時からとなりますので、○時頃までにおこしください。
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会場:○○
アクセス:○○駅南口より徒歩5分
(会場ホームページのURL)
受付開始時間:○時
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明日お会いできるのを、心から楽しみにしております。
どうぞ、気を付けておこしください。
友人・同僚宛などカジュアルなメールの文面
タイトル:結婚式のご挨拶
本文:
いよいよ明日が結婚式となりました。
いそがしいなか、参列してくれてありがとう!
気を付けて来てね。
明日会えるのを、楽しみにしています!
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受付時間:○時~(挙式○時、披露宴○時)
会場:○○
アクセス:○○駅南口より徒歩5分
(会場ホームページのURL)
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主賓・乾杯の挨拶などを頼んだゲスト宛のメール
タイトル:結婚式のご挨拶とご連絡
本文:
○○さま
いつもお世話になっております、△△です。
おかげさまで明日、結婚式を迎えます。
本来ならば直接ご挨拶するべきですが、メールにて失礼いたします。
この度は乾杯のご発声(御ご辞)をお引き受けいただき、本当にありがとうございます。
明日は何卒、よろしくお願いいたします。
当日何かお困りの際は、私どもか姉の携帯電話:000-0000-0000までご連絡ください。
明日は、挙式○時、披露宴○時からとなりますので、○時頃までに会場内○○へいらしてください。
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会場:○○
アクセス:○○駅南口より徒歩5分
(会場ホームページのURL)
受付開始時間:○時
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披露宴でお話しいただけるのを、心から楽しみにしております。
どうぞ、お気を付けておこしください。
受付を依頼したゲスト宛のメール
タイトル:結婚式のご挨拶&ご連絡
本文:
○○ちゃん
いよいよわたしたちの結婚式が明日になりました。
いそがしいなか、受付を引き受けてくれてありがとう。
挙式の開始時間は○時ですので、○時までに△△ホテルの○○へおいでください。
時間が早くて申し訳ありませんが、よろしくお願いします。
なお新郎側の受付係も2名で、○○さんと○○さんという方です。
お手数ですが以前もお伝えしていたとおり、
受付の際は、出席者リストにマークのついている方にお車代をお渡ししてください。
当日何か困ったことがあったら、私か姉の携帯電話:000-0000-0000まで連絡してください。
いろいろご負担をかけますが、どうぞよろしくお願いします。
当日は、気を付けて来てね。
会えるのを本当に楽しみにしています!
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会場:○○
アクセス:○○駅南口より徒歩5分
(会場ホームページのURL)
集合時間:○時
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余興を依頼したゲスト宛のメール
タイトル:結婚式のご挨拶&ご連絡
本文:
○○ちゃん、○○ちゃん、○○ちゃん
いよいよ明日が結婚式となりました。
いそがしいなか参列してくれて、余興まで引き受けてくれてありがとう。
明日の入り時間は○時で、○時頃から披露宴会場を使ってリハーサルができます。
みんなの出番は、祝辞のスピーチの後で、○時頃の予定です。
当日何か困ったことがあったら、私か姉の携帯電話:000-0000-0000まで連絡してください。
ご負担をかけますが、どうぞよろしくお願いします。
みんなの余興を、とても楽しみにしています!
当日は、気を付けて来てくださいね。
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会場:○○
アクセス:○○駅南口より徒歩5分
(会場ホームページのURL)
集合時間:○時
リハーサル時間:○時
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二次会幹事を依頼したゲスト宛のメール
タイトル:結婚式のご挨拶&二次会のご連絡
本文:
○○ちゃん、○○ちゃん、○○ちゃん
いよいよ明日が結婚式となりました。
いそがしいなか参列してくれて、二次会の幹事まで引き受けてくれてありがとう。
二次会の開始時間は○時で、私たちも開始時間までには会場入りできる予定です。
マイクやビンゴの景品などは、お店の方手配してあるので、到着したら確認をお願いします。
何か困ったことがあったら、私か姉の携帯電話:000-0000-0000まで連絡してください。
いろいろご負担をかけますが、どうぞよろしくお願いします。
素敵な二次会を楽しみにしています!
当日は、気を付けて来てくださいね。
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挙式披露宴会場:○○
アクセス:○○駅南口より徒歩5分
(会場ホームページのURL)
受付開始時間:○時
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二次会会場:○○
アクセス:○○駅南口より徒歩5分
(会場ホームページのURL)
会場担当者:△△さん(TEL:03-0000-0000)
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遠方から来るゲスト、妊婦・子連れゲスト宛のメール
タイトル:結婚式のご挨拶&ご連絡
本文:
○○さん
いよいよ明日が結婚式となりました。
遠くから(大変な時期に/お子さんも一緒に)参列してくれてありがとう。
挙式の開始時間は○時なので、○時頃までにおこしくださいね。
早めに到着したら、○階のカフェが利用できます。
(授乳室・おむつ替えスペース・プレイスペースは○階です/不安なことがあれば、近くのスタッフさんに声をかけてくださいね等)
何か困ったことがあれば、私か姉の携帯電話:000-0000-0000まで連絡してください。
それでは、明日会えるのを楽しみにしています!
気を付けて来てくださいね。
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会場:○○
アクセス:○○駅南口より徒歩5分
(会場ホームページのURL)
受付開始時間:○時
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まとめ:結婚式前日のメールで印象をアップ!
- 結婚式前日には、参列してくれるゲストに挨拶メールをしよう
- 全員には送らなくてもいいが、お世話になるゲストには必ず送ろう
- 前日メールをすると、最終確認や無断欠席防止などのメリットがある
- 参列のお礼、挙式披露宴の会場場所や受付時間を必ず書こう
結婚式の前日には、連絡事項の確認も兼ねて、結婚式の挨拶や、参列への感謝をメールで送りましょう。
感謝や当日を待ちわびる一言で、ゲストへの印象もアップしますよ。