結婚式場の選び方・決め方。絶対に失敗したくない人向け!

結婚式場の選び方・決め方。絶対に失敗したくない人向け!

お互いの両親への結婚挨拶が済んだら、いよいよ結婚式場選びの段階!

式場選びはとても大切だとはわかっているけれど、どうやって決めるのが一番後悔しない方法なんでしょう?

「結婚式の準備で必ず彼ともめる」という話もチラホラ聞くので、ちょっぴり不安もよぎりますよね…。

ここでは、彼と2人で結婚式場選びをするプロセスや、もめないコツなどを紹介します。

この記事のポイント!

  • 式場選び中のカップル向け
  • 結婚式場のタイプとその特長がわかる
  • 結婚式場を選ぶ時に注意することがわかる

※本ページはプロモーションが含まれています

後悔しない、結婚式場選びの流れ

ウェディングプランナーと結婚式場見学

結婚式選びは「結婚式」そのものを左右する大事なステップです。

後になって「ああすればよかった」とならないように、段階を踏んで準備を進めましょう。

結婚式場を選ぶ、おおまかな流れは以下のようになります。

  1. 結婚式場の4つのタイプを把握する
  2. やりたい結婚式のイメージや結婚式の条件を整理する
  3. イメージや条件にあった式場をいくつか決める
  4. ブライダルフェアなどで実際に見学。気に入ったところは仮予約!
  5. 比較して式場を決定し本予約!

結婚式の基本の「き」!まずは式場タイプを決めよう!

結婚式場

結婚式の会場を選びに入る前に、どんなタイプの会場があるのかを知っておきましょう。

それぞれ特長がありますし、かかる費用もかなり違ってくるんですよ。

(※平均費用は、ゼクシィ 結婚トレンド調査2017調べより)

ホテルウェディング 平均費用:372万円

ホテルならではホスピタリティ充実した設備が魅力の、挙式の定番会場。

宿泊施設や駅からの送迎などが充実していることも多いので、遠方からゲストが多いならホテルが安心です。

眺望や庭園、広々とした空間が楽しめることも魅力。

他のカップルの挙式と被る可能性はあるものの、ホテル内で貸切りできる会場があれば、自由度も増してきています。

和洋中と婚礼料理の選択肢が広いこともホテルならでは。

レストランウェディング 平均費用:338.5万円

レストランウェディングは、なんといっても美味しい料理が魅力。

レストランを貸切って行うので、アットホームで自由な雰囲気を演出できます。

ホテルに比べてカジュアルな印象で、費用が抑えられるのもうれしいポイント。

レストラン内で人前式をするか、あるいは別会場で挙式したあとにレストランへ移動して披露宴という流れが基本。

ゲストハウス・ガーデンウェディング 平均費用:425.7万円 

おしゃれな邸宅・一軒家を、まるごと独り占めできるのがゲストハウスウェディングの最大の魅力。

ほかの花嫁さんと遭ってしまう可能性が無いので、自分たちだけの時間を存分に満喫できますよ。

庭やプール、チャペルを併設したゲストハウスも多く、敷地全体を使ってオリジナリティあふれる結婚式が実現できます。

まるで海外にいるかのような撮影スポットがたくさんあるのもメリットの1つ。

専門式場 平均費用:389.3万円

ゲストハウスを結婚式のための豪華な「一軒家」とするなら、専門式場は結婚式専門の「複合施設」。

結婚式を専門にしているので、神前式やチャペルなど、さまざまな挙式スタイルに対応できる設備やいくつもの披露宴会場を備えています。

ゲストハウスやレストランと違う点は、スタッフはすべて結婚式のプロというところ!とても心強いですね。

専門式場ならでは音響・映像設備が整っているのもうれしいポイント。

結婚式場選びを失敗しないために、「理想と現実」を彼や親と共有しよう

お家で会話するカップル

式場選びで大事なことは、「どんな結婚式をしたいか」のイメージを彼と共有することです。

結婚を誓い合った2人でも、結婚式のイメージが食い違うことは決して珍しいことではなりません。

たとえば花嫁さんは「ドレスはもちろん○○のもの。チャペルで挙式でして、その後はガーデンに移動。フラワーシャワー、バルーンリリースとか、あこがれの結婚式の演出を…」と、やりたいことがいっぱい。

一方花婿さんは「地元の神社で身内だけの神前式をすませたい。結婚式の演出っていったい何?」と思っているかもしれません。

「理想」のイメージのほか、予算と挙式までの時間、親の意見などの「現実」も共有することも必要です。

2人の結婚式の「理想」をリストアップしよう

2人にとってどんな結婚式が「理想」でしょうか?

アットホーム、きちんと、自由に…など、どんな雰囲気の結婚式を挙げたいかをイメージして、まずはどんどん書き出してみて。この時点では予算や優先度は気にしないで、希望を羅列してみましょう。

「あの時いったじゃない!」なんて喧嘩にならないように、メモに残す作業は大事。書き出すことで頭の中が整理されていくメリットもあります。

リストアップ項目例

  • 結婚式の雰囲気(アットホーム、きちんと、豪華、のんびりなど)
  • どんな演出をしたいか(ゲスト参加型のもの など)
  • 何を着たいか(ウェディングドレス、カラードレス、白無垢、色打掛 など)
  • 疑問点

なかなかイメージがわかない時は、ビジュアルから入っていく方法もオススメ。

インスタやピンタレストなどで先輩花嫁さんのケースを見て「いいね!」と思ったところをチェックしていけば、2人の理想にたどりつけるかも。

やりたいことは漠然としていても具体的でもOKで、何度も書きなおして構いません。

自分たちだけでなく出席してくれるゲストの目線からも考えてみて。

理想ややりたいことを書き出したら「スタイリッシュな結婚式」「おもてなし結婚式」「緑の中の結婚式」など、2人の「結婚式のテーマ」を決めましょう。

結婚式場の「現実(条件)」を整理する

結婚の「理想」のリストアップと並行して、結婚の「現実」も把握しておかないといけません。

いつまでにどのくらいの費用で、などの結婚式場選びの条件も書き出してみましょう。

次の5つは結婚式を現実的に考える時の重要ポイントなので、2人だけでなく両親の考えも必ず確認しておきたいですね。

条件1 結婚式の時期(日取り)

まず、固めておきたいのが、挙式の日取り。いくつかの候補日をリストアップしておきましょう。

特にマタニティウェディングなら、日取りが最優先事項になるでしょう。

2人や親の都合だけでなく、春や秋のようにゲストが出席しやすい時期にするという配慮も忘れずに。

「大安」などの縁起のよい日は1年以上前から予約が入ってしまうことがあるので要注意です。逆に「仏滅」は人気が無いので、式場費用が安くなることも。

条件2 結婚式の予算

結婚式の費用は2人が出すのが一般的。まずは2人の貯蓄合計額からMAXの予算を算出するのがオススメ。

どうしても足りない場合は、親からの援助やご祝儀も含めて予算を組んでみましょう。

ちなみに結婚式にかかる費用の平均額は以下の通りです。(「ゼクシィ結婚トレンド調査2017」より)

  • 挙式・披露宴の費用:354.8万
  • 結婚のための2人の貯蓄:294.2万
  • 親や親族の援助:182万
  • ご祝儀:230.7万

条件3 結婚式の場所

結婚式を挙げる場所は、今住んでいる場所以外にも、新郎新婦どちらかの地元で挙式する可能性もありますよね。

また、国内や海外のリゾート地という選択肢もあるので、「どこで挙げたいか」の話し合いもマスト。

どこのエリアだけでなく「駅から徒歩圏内」など交通の便も考えましょう。

条件4 挙式スタイル

どんなスタイルで挙式をするのかで、式場選びも変わってきます。代表的な挙式スタイルはこのとおり。

  • チャペルで行う「教会式(チャペル式)」:ウェディングドレス+タキシードが基本
  • 神社で行う「神前式」:白無垢・色打掛・引き振袖+紋付き羽織袴が基本
  • 神仏ではなく、ゲストに結婚を誓う「人前式」:和装でも洋装でもOK

人前式は、チャペルや神殿などの施設がなくてもできるので、工夫次第で結婚式費用の節約にもなりますよ。

条件5 ゲストの人数

2人だけのウェディングにするのか、親族だけの少人数なのか、友達や仕事関係も含めた大人数を呼ぶのか、などを決めて、だいたいの人数をリストアップしましょう。

彼と喧嘩しないために。式場選びの優先順位を決めておこう

結婚式の打ち合わせ

2人の「理想」の結婚と式場選びの「現実」が明確になってきましたか?

次に、絶対に譲れないポイントも話し合い、優先順位をつけておきましょう。

ここを間違えるとあとあと喧嘩のネタになってしまうことも。

たとえば、「ドレスは絶対にここのブランドがいい!」という場合。会場を本予約したものの、後からウェディングドレスの持ち込みは不可だと判明したら、悲劇以外のなにものでもありませんよね…。

2人のやりたいことリスト(譲れないポイント)の具体例

結婚式でやりたいことを書き出し「結婚のテーマ」を決めたら、雰囲気・演出・料理・衣装などの項目ごとに優先順位をつけたり、譲れない点をマーキングして「やりたいことリスト」を完成させます。

やりたいことリストの具体例を紹介します。

結婚式やりたいことリスト

2人の結婚のテーマ:「緑の中の結婚式」

【やりたいこと】
(★は優先度高!)

雰囲気・イメージ
海外ドラマみたいなガーデンパーティー★
アットホーム
ゲストをおもてなし

演出
緑の中でやると映えるもの(フラワーシャワー、バルーンリリース?)
ゲストといっしょにできるもの(ゲーム?)
プロフィールムービー

衣装
ドレスは絶対○○のもの!★
お色直しは1回はしたい(カラードレスは赤がいいな)

料理
ベジタリアン対応★
お庭でデザートビュッフェ

その他
遠方からのゲストが多いから交通の便がいいところ★
控え室が広い
写真は友人のカメラマンに頼みたい

【結婚式の条件】

  • 結婚式の時期(日取り):2019年の5月ごろ。大安にこだわらない
  • 結婚式の予算:350万円くらい
  • 結婚式の場所:都心で、駅からのアクセスがいいところ
  • 挙式スタイル:人前式
  • ゲストの人数:80人くらい

挙式会場候補を絞りこむには?式場選びの決め手とコツ

ドレスの試着

やりたいことや現実的な条件、式場のタイプをみて、どんなところがいいかイメージが固まってきましたか?

数ある結婚式場の中からいくつかの候補を絞るのはちょっと大変です。

そんな時、式場選びの決め手になるのは2人の「こだわり」。さっき作った、やりたいことリストをみながら式場を絞り込んでいきましょう。

式場選びは、最初から絞る必要はありません。まずは「ここはちょっと違うな」という式場を除外していって、だんだん理想に近づいていくのがポイント!

STEP1:2人のテーマを実現できそうな会場をピックアップ!

結婚情報サイトなどを見て直観的に「いいな」と思った会場をピックアップしていきましょう。

この時点では、いくつもの候補があってOK!候補の中からテーマが実現できそうな会場を選んで絞り込みを。

先程のやりたいことリストの例なら、テーマは「緑の中の結婚式」なので、広いお庭があることが最低条件になりますね。

STEP2:ふたりのこだわりポイントで絞り込む

やりたいことリストで「優先度高」にしたポイントで、式場をさらに絞り込んでみて。

先程の例だと、2人のこだわりポイントからの絞り込み方法はこのとおり。

★海外ドラマみたいなガーデンパーティー
→お庭で飲食可能、テーブルセッティングがオシャレ、雨天時は屋内に変更できるとよい

★ドレスは絶対○○のもの!
→ドレスブランドが選べるところ、もしくは持ち込み可能(持ち込み料が安いと嬉しい)

★遠方からのゲストが多いから交通の便がいいところ
→駅徒歩10分圏内、もしくは送迎サービスがある。貸切バスを頼んだ場合の駐車場がある

STEP3:ブライダルフェアや式場見学に行って比較する

いくつかの候補をリストアップしたら、ブライダルフェアや式場見学に行ってみましょう。

会場をいきなり1つに絞ることはありません。実際に目で見て確かめて、最終的に1つに絞り込んでいきましょう。

ちなみにブライダルフェアへ行くときは、基本予約が必須。予約をすると特典もゲットできるので、こちらもぜひ活用してください。

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結婚式場選びはいつから始める?オススメの時期

新郎新婦

一般的に、結婚式場選びは、挙式予定日の1年前くらい前からと言われています。

「そんなに先?」と感じるかもしれませんが、「大安」のような縁起のよい日は1年前から予約が入っていることも!人気の会場ならなおさらのこと。

もし、2人の記念日など「絶対にこの日!」と決まっているなら、思い立ったが吉日!日取り重視で、その日から式場探しを始めるのが賢い攻め方です。

日にちにそれほどこだわらないカップルでも、ゲストに招待状を送ることなどを考えると、5ヵ月から8ヵ月前くらいには式場選びをスタートさせておきたいですね。

どんなに遅くとも3ヶ月前には会場を決定し、その後の準備に取り掛かりましょう。

とにかくスピード勝負の授かり婚は、半年前から3ヶ月前にスタート。

3ヶ月以内挙式限定など、値引きが効くお得なプランもありますよ。

まとめ

  • 結婚式場選びは2人のやりたいことを共有することから始める
  • 結婚式でやりたいことをリストアップして優先順位を決める
  • 結婚式の時期、費用、場所、挙式スタイル、ゲストの人数は親の意見もよく聞いておく
  • 結婚式の理想と条件を考えて候補をいくつか絞る

いよいよ結婚という夢が現実になりつつありますね。

結婚式は彼と2人で築きあげていくもの。

「自分たちがどんな結婚式をあげたいか」を大切にして、2人にとってベストの結婚式場を見つけてくださいね。

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