出産後に挙げる「パパママ婚」の注意点って?ゲスト&主催側に聞いてみた

出産後に挙げる「パパママ婚」の注意点って?ゲスト&主催側に聞いてみた

子供が生まれてから、新郎と新婦とその子供で挙式をする「親子ウエディング」。

「ファミリーウェディング」「パパママ婚」とも呼ばれていて、このスタイルで挙式を挙げる方も増えています。挙式のタイミングの選択肢が増えているというのはいいことですね。

お子さんと一緒に結婚式を挙げるというのは、この上なく幸せなことでしょう。

しかし、親子ウエディングには、メリットもデメリットもあります。ある程度、周囲の理解が必要かもしれません。

今回は、親子ウエディングの本音を、ゲスト側・主催側から意見を聞いてみました。

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パパママ婚に対するゲスト側の本音「今更?」「ご祝儀払わないとダメ?」

親子ウエディングにゲスト側として出席された方のエピソードを伺いました。

いとこ(新婦)の結婚式に参列したときの話です。

挙式の前に、入籍時に結婚祝い、出産時に出産祝いをすでに贈っていました。さらに挙式となると正直、今更?という感じがしてならなかったです。

披露宴ではなく、二次会のような会費制のパーティーでしたが、それでも手ぶらで行くのは気が引けてしまって…。結局お祝いを少々包みました。

ゲストからすれば、最初にお祝いしているのに、同じことを二回も祝うことに違和感を覚えてしまいました。

子供も3歳くらいと、すでに大きくなっていて、新郎・新婦の初々しさがないなぁ、と思ってしまいましたね。

かなり厳しい意見ですね…。親戚として祝福した気持ちはあっても、お祝いを既にいただいている場合などは、ある程度招待する範囲を狭めた方がいいかもしれませんね。

ファミリーウェディングはゲストを厳選して、カジュアルに!

そもそも結婚式は、親族へのお披露目と、二人の新たなスタートをお祝いするという意味合いがあります。

事前に入籍や出産を伝えてあって、すでにお祝いした気持ちになっているゲストが多い場合もあります。

「今更感」をできるだけなくすためには、名前を「結婚式」ではなく「結婚◯周年パーティー」とすると、同じことを二重にお祝いしている感じはなくなるかもしれません。

ご祝儀の心配をさせないために、形式にとらわれないカジュアルな式を心がけて。

それでもバージンロードを歩きたい!結婚式ならではの演出をしたい!という場合は、子供連れの結婚式を理解してくれるゲストを厳選してご招待するべきでしょう。

パパママ婚をやった新婦の本音「育児と挙式準備に追われヘトヘト…」

次に、主催者側の新婦へお話を聞いてみました。

子供と3人でやる結婚式は、写真の絵的には微笑ましいものですが、現実は大変。

妊娠をきっかけに入籍したので、子供が1歳になってから挙式をしようと計画してきたのですが、毎日育児に追われてヘトヘト。

初めての子育てによるストレスに加えて、さらに挙式準備の忙しさが加わり、夫婦喧嘩が絶えない状態が続きました。

挙式当日は、子供の世話を私の母親に任せたのですが、普段子供の面倒を見ていない母親は、よちよちと歩く子供のお世話に振り回され、翌日ダウン。母にも、申し訳ないことをしてしまいました…

結婚準備が苦い思い出になってしまったようです。ただ挙式そのものは満足のいくもので、夢だったバージンロードも歩けたとのこと。

挙式前、挙式当日はベビーシッターを上手に活用しよう

子供が生まれると、子供のペースで毎日が過ぎていきます。

結婚式は、ゲストを迎えておもてなしする場でもありますから、子供のペースを第一にはできないことを肝に銘じておきましょう。

今回の新婦は、母親に子供の世話をお願いしましたが、母親だって本当はゲストですよね。

子供の世話を担当する人はほとんど挙式・披露宴を楽しめないと考えておいてもいいでしょう。結婚式準備が本格化してきたら、ベビーシッターにお願いするのも手ですよ。

ベビーシッターは子供の世話のプロ。挙式当日も別室で遊んで待っていてくれたり、危ないことをしないように見張っていてくれたりします。

最近は結婚式場のサービスとしてベビーシッターを用意しているところも出てきているので、気になる場合はプランナーに相談してみるといいでしょう。

パパママ婚ならではの工夫が必要!自己管理も気をつけて

親子ウエディングは、ゲスト側への配慮、子供のケア、そして産後の場合は母体のケアなどに注意する必要があります。

子供連れの挙式をする予定がある場合、経験者にできるだけ話を聞き、できる限りの対策を打っておきましょう。

うっかり当日に子供が熱を出さないように、普段の体調管理も厳重に。

ゲストに楽しんでもらえて、なおかつ主催者にとっても一生の思い出に残る式にできるといいですね。

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