プランナーが注意喚起!結婚式の節約しすぎは危険。ケチって後悔しがちな項目

プランナーが注意喚起!結婚式の節約しすぎは危険。ケチって後悔しがちな項目

ゼクシィトレンド調査2019によると、「なるべく結婚式にかけるお金は節約したいか?」の問いに「非常にそう思う・ややそう思う」と回答された花嫁さまは、全体の62%。

この結果から多くの方が節約志向であり、結婚式の準備にあたって余計なお金は使いたくない、と考えていることが想像できますね。

しかしあまりにも節約をしすぎて、披露宴が簡素化してしまうのは考えもの。おもてなしの視点から考えると、ゲストの満足度に響かないように節約することが大切です。

今回は、ケチって後悔しないための上手な節約方法についてご紹介していきます。

お金をかけて正解!結婚式・披露宴で節約しないほうがいい項目

ウェルカムドリンク

結婚式には高額な費用がかかってしまうので、不要な項目はカットして見積もり金額を減らしていきたい、と思う事はおかしな事ではありません。

特にご両親からの金銭的援助が受けられない(受けたくない)場合は、新郎新婦ふたりの予算で間に合わせる必要があります。

しかし、あまりにも節約しすぎるとゲストの満足度が低下してしまう恐れも…。

ゲストの満足度を下げないためにも、これからご紹介する「節約しないほうがいい項目」について少し考えて見てください。

1)ドリンク

ゲストが披露宴で楽しみにしている項目の一つが「ドリンク内容」です。乾杯用のシャンパンはもちろん、披露宴時のフリードリンク内容が該当します。

選べるドリンク数が少ないと、「これだけなの?」という印象を持たれてしまうでしょう。

またアルコールだけがポイントではありません。車移動の方も多く、ソフトドリンクやノンアルコールカクテルを好む方も増えています。

乾杯用のシャンパンを、フリードリンク内のビールやワインに代替えすることも可能ですが、ゲストの満足度は下がると覚悟しましょう。

2)料理内容(ランク)

ドリンクと同じくゲストが楽しみにしている項目が、披露宴で振る舞われる料理です。

とはいえ、予算の都合を考慮した内容でOK。最高ランクに手が届かなくてもプランについている内容を少しアップする程度でも十分です。

予算がないからと言って、卓上のビュッフェスタイルや立食パーティーに変更するのでは、二次会や1.5次会のようなカジュアルなスタイルになってしまいます。

特に年配ゲストが多いなら、その年代の方々が抱く披露宴のイメージとは異なる可能性も。満足度が下がりかねないため注意しましょう。

3)装花

会場内の華やかさのカギを握る、メインテーブルやゲストテーブルの装花。この装花をケチると会場内の華やかさがなくなり、質素な雰囲気の原因になってしまいます。

ゲストと距離の近いところにある装花をケチると「しょぼい」と思われ、節約したたことがばれてしまう可能性も。会場内の装花はケチって数を減らすのはオススメしません。

また「造花の方が安い」とお考えの方もいらっしゃいますが、生花を中心に取りそろえているフラワーショップだと、かえって造花の方が割高になってしまうこともあります。

さらに、造花での用意も安っぽくみえてしまう原因になりかねません。安易に「節約できそうだから」と造花で用意したいと考えることも避けたほうがいいですね。

結婚式をケチって後悔したくない!上手な節約方法

招待状の手作りキット

ではどの項目を節約していくといいのでしょうか。おすすめの項目とコツを紹介していきます。

2wayウェディングドレスをセレクト

多くの方は披露宴の中盤にお色直しを予定されていることでしょう。

このドレスは、最低ランクのものを選んでも、8万円から10万円の出費になります。

そこでオススメしたいのが、2wayドレスを選ぶこと。

節約のためにお色直しはせずに1着で過ごすこともいいですが、2wayドレスを選べば、雰囲気をガラッと変えることが可能です。

ペーパーアイテムは手作り&招待状は手渡し

節約ポイントとしてよく取り上げられる、ペーパーアイテムの手作り。パソコンとプリンターがある状況が前提になりますが、手作りは節約になるためおすすめです。

たとえば招待状の手作りキットを購入し、自分で印刷れば、1枚50円程度で用意できます。

また、なるべく手渡しで招待状をお届けするのも節約のコツです。

手渡しであればご挨拶を兼ねることもでき、切手代も浮きます。郵送よりもより丁寧さが伝わるためおすすめです。

ブライダルエステはお試し体験を利用して

結婚式前に一度は受けたいブライダルエステ。有名店はもちろん、個人営業のちいさなサロンでも、多くの店舗でブライダルエステを受ける事が可能です。

その場合は、かならずお試し体験を受けてからにしましょう!

同じ店舗で一度しか受けられませんが、他店でのお試し体験は可能。

お試し体験をしっかり受け、それから契約を結ぶことで、「ブライダルエステの効果無かった。行かなければ良かった。」などという後悔をすることはなくなりますよ。

演出を工夫してみる

披露宴でゲストと一緒に楽しめる演出をやりたいなら、少しの工夫で節約が可能です。

例えばデザートビュッフェをやりたい場合、ウェディングケーキを新郎新婦からゲストにお配りする演出に変更するのがオススメです。

ゲストとの会話も増えますし、実はビュッフェの代わりに節約した、ということはバレません。アットホームな時間を楽しむことができます。

引出物は宅配にする

披露宴のお土産として欠かせない引出物は、後日郵送する方法で渡せば、引出物袋代を節約することが可能。

ゲストが重い荷物を持ち帰る必要もなくなるので、節約だけじゃなく満足度が上がるポイントになるはず。

値引き交渉しなくても節約できる裏ワザをご紹介!

結婚式の予定

持ち込み料をカットしてもらったり、申込み特典として大幅な値引きをしてもらったり、それだけでも十分節約になります。

しかし、プランナーに交渉せずとも割引を受けられる節約の裏技があるので、ご紹介していきましょう!

結婚式の日取りを調整してみる

平日の結婚式は土日に比べると設定費用が安く、土日よりもプラン料金自体がお安く契約できる可能性があります。祝日の前の平日や金曜日がねらい目です。

平日の結婚式が難しい場合は、六輝六曜を重視しないのもオススメです。

大安に比べて仏滅はマイナス10万円など差額が生じるプランもあります。

この他にも、トップシーズンと呼ばれる10月・11月ではなく、1月・2月や7月・8月など、比較的結婚式が少ない時期を選ぶことも節約効果が高いでしょう。

写真は撮影のみを依頼する

スナップ撮影を依頼し、結婚式の臨場感を写真で記録したい、というご希望の方も多いでしょう。

スナップ撮影は10万円ほどの費用が必要で、さらにアルバムに製本を依頼した場合、さらに10万円ほどの予算がかかることも。

そのためアルバムは業者に依頼せず、ご自身で制作されることをオススメします。

インターネットで安くアルバムを作れるサービスもありますし、ご自身でスクラップブックを作ることもできますね。

自分たちで写真を選んでアルバムにすれば、楽しみが増えるだけでなく、その時間も思い出にも残りますよ。

プランナーが出会った、節約上手な結婚式

新郎新婦

筆者の現役時代に出会った、「上手な節約方法だった」と感じた結婚式をご紹介します。

午前中:親族を中心に挙式と食事会を開催

授かり婚で結婚式費用に余裕がないとおっしゃっていた新郎新婦さま。しかしチャペルをとても気に入って下さり、結婚式を熱望されていました。

そこで話し合いを重ねた結果、チャペルでの挙式後、まずは親族約30名での食事会を開催し、その後ご友人を招待したカジュアルな1.5次会を開催することに。

友人は1.5次会からの招待でしたが、挙式の参加が増えても追加料金は必要ないため、新婦さまの親しいご友人たちは挙式にも参列されていました。

気に入って頂いたチャペルでの結婚式も叶い、親族同士の顔合わせも兼ねた食事会も開催でき、ご満足頂けたと思います。

午後:1.5次会をたくさんの工夫で節約!

午後から予定した1.5次会には、60名ほどのゲストをお招きし、会費制で行いました。

妊娠中と言うこともあり、披露宴中はあまりバタバタしたくない、という考えをお持ちでしたのでお色直しの予定はナシ。午前中と同じドレスを着て過ごして頂いたため、ドレス代は1着分のみで済みました。

さらに、会場の装花も食事会の時と同じ物を使い回したので、追加出費はナシ。

日時などの詳細はメールなどで連絡したため、招待状代も節約されていました。

ちなみに1.5次会では人前式を挙行!1日に2回も結婚式を挙げることができ、大変喜んで頂けていたと思います。

節約を意識されたことで進んだ結婚式の内容でしたが、節約しただけではなく演出としてもとても良い事例だと思います。

また1日同じドレスで過ごして頂けたことは、新婦さまにとっても良い思い出になったそうで、喜んで頂けたことが印象的でした。

まとめ

  • 節約志向の方も、コストカットはポイントを絞ろう!
  • ドリンク、料理、装花の節約しすぎはNG
  • ドレスは2wayタイプをチョイスして、カラードレス代を節約
  • 平日やオフシーズンに日取りを設定するだけで交渉ナシの節約が可能

結婚式にで節約のしすぎに注意する項目や、上手く節約する方法などをまとめてご紹介しました。

新郎新婦さまそれぞれで結婚式に抱く思いも違えば、用意できる予算も異なってきます。

しかし節約しすぎて簡素化してしまった披露宴は、ゲストの満足度も低下してしまう可能性も。節約するポイントにも気をつけることが大切です。

また「結婚式だから」と金銭感覚がいつもと違う状態になってしまうこともあります。やりたいことやこだわりも叶えつつ、予算配分にも注意していきましょう。