結婚式の場所選び。地元が遠い2人の決め方アイディア

結婚式の場所選び。地元が遠い2人の決め方アイディア

彼との結婚が決まったら、次にとりかかるのが挙式会場選び。

新郎新婦の生活拠点と2人の地元がバラバラな場合は、ちょっと困ってしまいますね。

そんな場合の、結婚式の場所の決め方を提案します。

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2人の地元が離れている。結婚式の場所選び5つのポイント

地図2人の地元が離れている時、どうやって結婚式の場所を決めたらいいかをパターン別に提案します。

1.お互いの実家が遠距離なら、2人が現在住んでいるところ

新郎新婦お互いの実家が離れている場合、最も多く選ばれているエリアが2人の現在の生活圏。

マイナビウェディングアンケート(2015年)によると、出身地が違う新郎新婦の約4割が「ふたりの現在の居住地・勤務先周辺」を挙式会場として選択しています。

職場関係者や、現在の友人ゲストが参加しやすいのが最大のメリット。

加えて、結婚式準備の進めやすさも見逃せませんね。

プランナーとの打ち合わせやドレスの試着など、準備のために何度も足を運ぶことを考えると、現住所に近い会場は大きな魅力です。

ただ両親はもちろん、地元の親族や友人が参加しにくいというデメリットがあります。

2.地方同士・片方が実家暮らしなら、どちらかの地元で

新郎新婦どちらかの地元で結婚式を行う最大メリットは、両親や親族、古くからの友人に来てもらいやすいこと。

新郎側と新婦側の地元、どちらに合わせる?

どちらかの地元を選ぶと、もう一方の親族から「遠くて行きたくない、迷惑」という声があがりそう。

それぞれの親族に納得してもらえるよう、エリアを決定する時には、以下の例を参考にして。

  • 式場との打ち合わせは新婦が中心に行う
    →新婦の地元
  • 新婦が新郎の地元に嫁ぐ
    →親孝行のために新婦の地元
  • 遠方から招くゲストが多い
    →遠方ゲスト数が多い方の地元。お車代の負担が増えるので、ゲスト数が多い方に合わせた方が節約できる。
  • 高齢で移動が大変などの事情がある方に決定する

3. 2人の実家の中間地点

どちらかの地元を選べない時は、合理的に2人の実家の中間地点で!

これなら、両方の親族の顔が立ち、移動距離が同じなので、揉めにくいはず。

ただし中間地点が2人にとってなじみのないエリアなら、主要駅から会場までのアクセスには要注意。

駅に直結した式場を選ぶなど、招待客が行きやすい会場を選びましょう。

4.地元と今住んでいるところ、両方で行う

地元でのつながりも、現在の人間関係も、両方を重視したいなら、2か所で2回結婚式を行うというスタイルもアリです。

例えば新郎か新婦、どちらかの地元で挙式と披露宴、2人の今の生活圏で1.5次会などを開くなど。

  • 1回目:新婦の地元で挙式+食事会(親族のみ)
  • 2回目:2人の住んでいるところで、お披露目パーティー(友人メイン)

これなら、地元も今の友達も、どちらのゲストも参加しやすいのがいいですね。

デメリットは費用がかかること。予算ともよく相談してくださいね。

5.「どちらに合わせるの?」揉めるのを解決!海外・国内リゾート婚

会場選びで両家が揉めるのを避けたいなら、思い切ってリゾート地に飛び出してみるのもアリ!

沖縄など国内リゾ婚、ハワイやグアムなどの海外挙式が定番エリアです。

これなら、どちらの実家の方がどのくらい近いか、人数はどっちがより多いかなんて気にせずに済みます。

招待できなかった会社関係者や友人には、帰国後パーティーや1.5次会を開いてお披露目を。

県外の結婚式場の場合、打ち合せはどうする?

スケジュール結婚式場が現住所から遠く離れている場合、気になるのが結婚準備のこと。

結婚式までに複数回打ち合わせがあるので、式場が遠く離れていると、打ち合わせの進め方も工夫が必要です。

ただ打ち合わせは、メールや電話で行えるので、ご安心を。

移動にかかる費用や時間を考えると、打ち合わせのために会場に足を運ぶのは、以下の3回程度におさえたいところです。(式場選びは別)

  • プランの決定
  • ウェディングドレスなどの衣装合わせ
  • ヘアメイクリハーサル

式場を決める際に、遠距離挙式の経験があるプランナーさんに頼めれば安心です。

地方同士など、2人の地元が離れている結婚式で注意したいこと

新幹線新郎新婦の地元が離れていて、遠方に住む家族やゲストを招く場合。

結婚式で特に注意したい点をまとめました。

スムーズに会場を決めるために、親の意見は最初に聞いて!

2人が考え抜いて決めたエリアでも、親にとっては想定外かもしれません。

まずは、親の意見を聞いておくことがマスト。

顔合わせ食事会など、両家の親がそろう席で話し合えるといいですね。

忘れちゃダメ!遠距離ゲストの交通費や宿泊先手配のこと

遠方での結婚式で発生する、ゲストの交通費や宿泊費。

交通費や宿泊費を、新郎新婦側が負担するのか、ゲストに支払ってもらうのか、きちんと決めてから出席をお願いするのが招待する側のマナーです。

くれぐれも招待状を受け取ったゲストが「えっ新婦の地元でやるの?遠いんだけど!?」などならないように!

◆ 招待状を送る前にゲストに伝えておくべきこと

  • 結婚式場の場所(都道府県)・時間について
  • おおまかな交通手段(飛行機or新幹線)
  • 空港や主要駅から会場までのアクセス
  • 会場近くに宿泊する必要はあるか?
  • 交通費・宿泊費をどうするか?(新郎新婦側で交通チケットやホテルを手配orお車代を渡す)
  • お車代を新郎新婦で負担する場合は、その負担額
  • 交通費を負担してもらうなら、ご祝儀を辞退すること

新郎新婦どちらかにお車代が偏る場合、両家でどう負担するかを事前に話し合っておきましょう。

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午前中スタートはNG!結婚式の時間帯にも気を付けたい

結婚式のスタート時間には配慮が必要です。

午前中スタートやナイトウェディングだと、遠方から来るゲストは前泊当日泊をしなくてはならないかも。

お昼過ぎの午後スタートなら、午前中を移動時間に充てることができますし、終わる時間も遅くなりすぎないので、当日中に帰宅することができます。

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実家が遠い祖父母など、高齢ゲストへの配慮

孫の晴れ姿を見に、遠くから来てくれるおじいちゃんやおばあちゃん。

一番心配なのが、移動のこと。

地元と会場エリアまでの距離は離れていても、最寄り駅からの移動が楽な式場を選びましょう。

空港や新幹線の到着駅から、送迎バスやタクシーを手配しておくのがオススメです。

敷地内をあちこち移動する必要のある会場も避けたほうがいいですね。

まとめ

  • 2人の地元が離れている場合、結婚式場のエリアは生活拠点・地元・中間地点が多い
  • どちらかの地元で結婚する場合、もう一方が納得するような理由を
  • 結婚式の場所を決める時には親の意見を必ず聞く
  • 遠方ゲストには交通費を負担したり、宿泊先を手配する配慮を

自分の結婚に際して、現在の人間関係と地元とのつながりは、どちらも大切にしたいですね。

納得のいく会場とスタイルを決めて、素敵な結婚式を挙げてくださいね。

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