【結婚指輪】つけっぱなしに適した素材&デザインは?先輩カップルの事情を調査!

【結婚指輪】つけっぱなしに適した素材&デザインは?先輩カップルの事情を調査!

婚約指輪は特別な日にだけ着けて、普段はタンスにしまっているという人もいるかと思いますが、結婚指輪はお風呂も家事も寝るときも、ずっとつけっぱなしにしたいと思っている人も多いのでは?

右利きが多い日本人にとって、左手の薬指につけた指輪はたいして邪魔にならないだろう、と思われがちですが、たとえ小さなリングでも家事や育児など日常生活の邪魔になってしまうことがあります。

それに衛生面も少し気になるところ。

そこで今回は、結婚指輪を毎日身につけたい人のための、お役だち情報をたくさん集めてみました。

※掲載中のキャンペーン等に関する最新情報は、必ず公式ページをご確認ください。

外す?つけっぱなし?日常生活の結婚指輪事情を調査!

先輩カップルに、結婚指輪の着け方事情をリサーチしてみました!

お風呂も料理も、ずっとつけっぱなし派!

女性(プラチナ、ダイヤ無し)

外すとなくしそうだからつけっぱなし!
傷だらけだけど、気にしないです(笑)困ったことといえば、ダイビングしたときに、水圧で外れそうになったことがあるくらいかな。

男性(プラチナ、内側にダイヤあり)

外すのが面倒なので、つけっぱなしです。
手洗いや風呂で勝手に綺麗になるかな?と思うので、クリーニングも特にしてません。

女性(プラチナとゴールドのコンビ、ダイヤなし)

結婚指輪はいつもつけっぱなしです。
外したらなくしそうだから。それに、特に外す理由もないので。

このほかにも、左手薬指に指輪があることが浮気防止になる、結婚の実感がわく、愛情を感じられる、など、つけっぱなしにすることのメリットがありますね。

定期的に外す派!

男性(プラチナ、ダイヤなし)

趣味のスポーツをするときは外さないといけないので、指輪はたまに着けるって感じです。

女性(プラチナ、ダイヤあり)

外出の際は着けますが、家に帰ったら外してます。
結婚したばっかりのとき、結婚指輪をつけっぱにしてたら、小指に指輪が当たって痛くなってしまったので…。
あと衛生面を考えて、手を洗う時は指輪を外すようにしてます。

このほか、指のむくみで抜けなくなるのが心配で、寝るときや妊娠中は外す人もいますよ。

たまに外す場合は、結婚指輪の置き場所を決めておかないと、紛失してしまうデメリットがあるので要注意!

結婚指輪の着け方に決まりはない!ライフスタイルに合わせて

結婚指輪というと、入籍後・結婚式後はずっと着けているもの、というイメージがあるかもしれません。

でもこの調査でも分かった通り、意外と「外す派」のカップルもいるんです。

仕事や家事、趣味など、自分のライフスタイルに合わせて、ストレスのない結婚指輪の着け方を見つけていってくださいね。

ただし結婚指輪のデザインによっては、つけっぱなしにすることで劣化が早まったり、定期的なお手入れが必要になったりするので、詳しく見ていきましょう。

結婚指輪のつけっぱなしに適した素材

ゼクシィ 結婚トレンド調査2019調べ(首都圏)によると、結婚指輪はプラチナを選んだ人が全体の78.1%、ゴールドを選んだ人が12.6%でした。その他の素材を選んだ人は全体の1.4%のみ。

ほとんどの人がプラチナ、またはゴールドを選んでいますが、この2つの素材はどちらも変色の心配がほとんどないので、つけっぱなしにして大丈夫です。

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プラチナ(Pt950,Pt900)

プラチナの結婚指輪

純プラチナはもともと柔軟性に富んだ金属で、衝撃が加わると歪みやすいというデメリットがありました。これを他の金属と混ぜることで、日常使いができるような強度にしています。

多少重たいものを持ったりしても、そう簡単には変形しないので、毎日つけっぱなしでOK!

とはいえ強い衝撃を与えれば変形しますので、ジムで筋トレするときなどは、外したほうがいいでしょう。

またプラチナは、酸化(硫化)しない素材です。汗をかいたり、硫黄温泉に入ったりしても変色することなく、いつまでも美しい白銀色を保ち続けます。

ただし耐久性を維持するために混ぜた他の金属の割合が多いと、そちらが酸化して変色する可能性があります。結婚指輪としては、Pt950(プラチナ95%),Pt900(プラチナ90%)の純度がおすすめですよ。

⇒⇒【結婚指輪】プラチナリングの詳しい解説記事はこちら

ゴールド(K18)

ゴールド(金)の結婚指輪

金もプラチナ同様に、酸化(硫化)しない素材です。つけっぱなしにして日常生活を送る分には、変色の心配はありません。

金はもともと、柔らかく熱に弱い素材なので、他の金属と混ぜて耐久性をアップさせています。ピンクゴールドやイエローゴールド、ホワイトゴールドなど、混ぜる金属によってカラーバリエーションが豊富になるのも魅力のひとつですよね。

純金に銀や銅を混ぜることが多いのですが、これらが酸化して、変色することがあります。

K14やK10だと金以外の金属の割合が多く、変色のリスクが高くなります。

つけっぱなしを前提にゴールドの結婚指輪を選ぶなら、K18(18金。75%が純金で、その他の金属が25%)がおすすめですよ。

なお純金(K24)は、柔らかすぎるので、ちょっとした衝撃などで歪んでしまう可能性があります。つけっぱなしにはオススメできません。

⇒⇒【結婚指輪】ゴールドリングの詳しい解説記事はこちら

その他(チタン、ステンレスなど)

チタンの結婚指輪

  • チタン
  • ジルコニウム
  • ステンレス

あまり知られていませんが、これらも結婚指輪の素材として使われています。いずれも金属アレルギーを起こしにくい素材として、人気があるんですよ。

軽い、丈夫、錆びないという特徴を持っていて、つけっぱなしには最適!

プラチナやゴールドの結婚指輪に比べると、格安で購入できるので、実用性重視のカップルにはおすすめです。

⇒⇒【結婚指輪】チタンリングの詳しい解説記事はこちら

<注意>シルバー(銀)は、つけっぱなしに向かない

結婚指輪をつけっぱなしにするには、耐久性はもちろん「変色のしにくさ」が重要です。

シルバー(銀)は、汗や大気中に含まれる物質によって硫化し、変色してしまいます。

つけ始めた時は変色に気が付かないですが、お手入れをしなければどんどん黒ずんでいきますので、つけっぱなしにはおすすめできません。

⇒⇒【結婚指輪】シルバーリングの詳しい解説記事はこちら

つけっぱなしにおすすめ!結婚指輪デザインの選び方

結婚指輪をつけっぱなしにしない理由のひとつが「指輪が邪魔になるから」。

ところが日常使いに適していないデザインの指輪だと、わずらわしさを感じることがあるので注意が必要です。

シンプルで凹凸のないデザインが一番

シンプルな結婚指輪

宝石が付いていない、シンプルで凹凸の無いデザインの結婚指輪が、最もつけっぱなしに向いています。

ちなみに、つや消し加工でマットに仕上げたデザインや、槌目(つちめ)模様のデザインは、経年劣化によって表面の加工がなくなってしまうことはあります。

ジュエリーショップに持っていけば、再び加工を施してもらえるので、あまり気にしすぎなくて大丈夫ですよ。

ダイヤモンドありの結婚指輪はつけっぱなし可能?

ダイヤモンドの付いた結婚指輪

ゼクシィ 結婚トレンド調査2019調べ(首都圏)では、約8割の花嫁さんがダイヤモンドを含む、宝石ありの結婚指輪を選んでいます。

ダイヤ付き結婚指輪もつけっぱなしも可能ですが、石を留める分どうしても指輪に凹凸ができるので、汚れが溜まりやすくなります。また、シャンプーや洗い物などでダイヤがくすみ、輝きが衰えていきます。

メンテナンスに手間をかけるのが面倒だな、という方は、お風呂や洗い物、お料理の時は指輪を外すことをおすすめします。

結婚指輪の場合、ソリティアやパヴェはあまりなく、地金にダイヤを埋め込むデザインや、ハーフエタニティが主流ですが、フルエタニティはつけっぱなしにはおすすめしません。

手のひら側にもメレダイヤがぎっしり並ぶので、硬いものや重たいものを持った時に指輪に負荷がかかり、ダイヤが外れる心配があります。

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指輪の太さ(リング幅)

結婚指輪の太さ

結婚指輪でよく選ばれるリング幅(太さ)は、女性用で2mm~3mm、男性用は3mm~4mmほど。

4mm以上で太めの結婚指輪だと、指に密着する面が大きく、お風呂や洗い物の際に、指と指輪の間に水が入り込む感じが気になるかもしれません。

また指に密着する面は、汗や皮脂が付着します。指輪に触れる皮膚をしっかり洗わないと、雑菌が繁殖しやすくなるので、衛生面が気になるところ。

リング幅による着用感は試着をしてみて決める必要がありますが、2mm程度の太さがつけっぱなしには向いていますよ。

なお1.5mm以下の細い指輪は要注意。華奢でかわいらしく、着け心地も良いのですが、重たいものを持った時やどこかにぶつけた時など、比較的簡単に歪んでしまいます。

結婚指輪を外さないと衛生面や傷が気になる!メンテナンス方法

結婚指輪のクリーニング

つけっぱなしに適した素材やデザインでも、24時間365日身につけていると、やはり衛生面が気になるところ。

さすがに全く指輪のお掃除をしないのは、汚いですよね…。

ハンバーグのお肉をこねたり、生野菜を触ったり、お料理をするときは、指輪に付いた汚れや雑菌などが食品に移ってしまう可能性もあります。

大事な結婚指輪は定期的にメンテナンスを行って、常にきれいな状態を保っておきましょう。

柔らかい布で定期的に拭く

結婚指輪を着けっぱなしにしていても、定期的に外してクリーニングをしてあげましょう。乾いた柔らかい布やジュエリークロスで磨くだけでOK。

とくに夏は日焼け止め、冬はハンドクリームを塗るときに、指輪に付着して表面が曇ってきます。すこしこまめにお掃除をするのがおすすめです。

もし汚れが気になるようなら、中性洗剤を泡立てて、汚れの部分を軽くこするとピカピカになります。凹凸のある部分は柔らかいブラシを使って、なでるようにお掃除してくださいね。

ダイヤの結婚指輪は、クリーニングサービスを使って

ダイヤありの結婚指輪は、石の周りに汚れが付着しやすいです。また油分によってダイヤのくすみも気になるので、クリーニングはプロに任せたほうが吉。

婚約指輪や結婚指輪を購入したショップなら、アフターサービスとして無料クリーニングを行うところも多いので、活用しましょう。

小さな傷は専門店で磨き直し

どんなに耐久性に優れた指輪でも、つけっぱなしにしていると表面に細かな傷がついてきます。

傷だらけのままにしていると輝きが損なわれてしまうので、ジュエリーショップで指輪の磨き直しを行ってもらうのがおすすめ。

表面を研磨することで傷のないピカピカの状態を取り戻すことができます。

磨き直しも指輪購入時のアフターサービスに含まれることが多いですよ。

変形したときは購入店に修理を依頼

指輪に強い衝撃が加わって変形してしまった場合、自分で元通りに修復するのは困難です。

素人が無理に直そうとすると、かえって大事な結婚指輪を壊してしまうことになりかねません。指輪の購入店に修理を依頼しましょう。

まとめ

  • つけっぱなしに適したデザインはシンプルで凹凸がなく、アームが細身のもの
  • 素材は耐久性が高いプラチナか18金がおすすめ
  • ダイヤ付きの結婚指輪は、お風呂や料理の時は外す方が良い
  • 定期的に外してお掃除をして、衛生面に気遣う
  • 大きな傷や変形は購入したお店に修理を依頼するのがベスト
  • 結婚指輪のデザインや素材に合わせてつけ方を選ぶのが良い

結婚指輪だからと言って、必ずしも、ずっとつけていなくてはいけないわけではありません。

つけっぱなしに適さないデザインや素材の指輪なら、無理に日常使いしようとすれば、劣化を早める原因になってしまいます。

大切なのは結婚指輪の質を落とさないように扱うこと。自分の結婚指輪のデザインや素材を調べて、最適な使い方を心がけましょう。

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