コロナ禍で結婚式を挙げるには?感染予防ガイドラインに沿った結婚式プランとは

コロナ禍で結婚式を挙げるには?感染予防ガイドラインに沿った結婚式プランとは

新型コロナウイルスの感染拡大により、新しい生活様式が求められるようになりました。

これまでは、好きなゲストを数十人単位で招いて、自由に結婚式を挙げることができましたが、今後はどうなるのでしょうか?

コロナ禍ではどんな結婚式があげられるのか、以前との違いや、「感染防止ガイドライン」を基にした、withコロナのウェディングスタイルをご紹介します。

【新型コロナ】結婚式は自粛すべき?いつならできるの?

予定していた結婚式はどのような対応をされましたか?(株式会社エイチームブライズプレスリリースより)

新型コロナウイルスの感染予防のため、3つの密(密閉・密集・密接)を避けて活動することが当たり前となりました。

もともと2020年春夏挙式を予定していたカップルは、こんな状況で結婚式を挙げてもいいのか、延期するとしてもいつならいいのか、とても悩みますよね。

株式会社エイチームブライズが行ったアンケート調査(※)によると、2020年6月に挙式予定だったカップルの多くが、延期という判断をしていることがわかりました。

※調査期間:2020/4/12~13、回答数491名

  • 延期:64.1%
  • いったんキャンセル(中止):18%
  • 予定通り決行:8.0%
  • 迷っている:19.2%

ちなみに同社による、8月~10月に挙式予定のカップルへのアンケート調査では、予定通り行うと答えた人の割合が徐々に増えているようです。

予定していた結婚式はどのような対応をされましたか?(株式会社エイチームブライズプレスリリースより)

結婚式が予定通りできない…。延期時期はいつにした?

同調査によると、コロナの影響による結婚式の延期時期は、”2020年10月~12月”、”2021年4月以降”が多いことがわかりました。

半年後や1年後といった時期で、比較的過ごしやすい秋と春シーズンに、延期しているカップルが多いようです。

結婚式をいつに延期しましたか?(株式会社エイチームブライズプレスリリースより)

数影後や何年後に、コロナが収束しているはず!という予想もできない中、延期時期を決めるのはとても難しいことです。

延期した時期に、まだ感染拡大が収まっていないことを前提として、コロナ禍でどうやって結婚式を行うべきか?ということを考えていきたいですね。

※画像:『Hanayume(ハナユメ)』が新型コロナウイルス感染症による結婚式ヘの影響を調査!|エイチームのプレスリリースより

この状況で結婚式に出席したい?したくない?ゲストの不安

新型コロナの影響下で行われる結婚式に対して、招待客はどのように思っているのでしょうか?

あるアンケート調査によると、結婚式へ参列することに不安を感じているゲストは、7割を超えていることがわかりました。

招待客には、門出を祝いたいものの、まだ不安を拭い切れない人も多いようだ。披露宴会場で箱入りの箸を提供する「Bo Project」(高松市)は、宣言の全面解除直後の5月26、27日に、6月以降の挙式や披露宴に招待されている20~49歳の男女500人を対象にインターネットで調査を実施。8割以上が「参加を予定している」と答えた。  ただ、参加予定者に新型コロナの感染不安について尋ねたところ、「非常に感じる」(24%)、「やや感じる」(49%)が合わせて7割を超えた。6~8月の式に限ると、3割の人が非常に感じると回答した。

引用元:結婚式、じわり開催 感染不安も8割「参加」―新型コロナ:時事ドットコム

ゲストが少しでも安心して結婚式に来てもらえるように、感染対策をきちんと行い、それをゲストに周知してあげる必要がありそうですね。

コロナ禍で行う結婚式について、具体的な方法を次の段落からご紹介していきます!

中止・延期の場合は、ゲストに報告を(はがき、LINEなど)

コロナの影響で結婚式を通常通り行うことに、不安を感じているゲストがいます。

だからこそ、この時期の結婚式を中止・延期にすることは、ゲストからしても仕方のないことだと思ってもらえるはず。

中止や延期とする場合は、決まった時点ですぐにゲストに報告をしましょう。

コロナで結婚式を中止・延期する場合の、ゲストへの連絡方法(お詫び状など)はこちらの記事で詳しく解説しています。

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また結婚式を予定通り行うのか、やめるのか、どっちなのか不安に思うゲストも多いので、やる場合でも改めて連絡を入れてあげると親切ですよ。

コロナ感染防止ガイドラインで見る、新しい結婚式スタイル&感染対策

コロナ禍の結婚式スタイルとは

コロナ禍で行う結婚式に於いて、公益社団法人日本ブライダル文化振興協会が「新型コロナウイルス感染拡大防止ガイドライン」を発表しました。

新郎新婦や招待客、式場スタッフがすこしでも安心して結婚式を行えるよう、感染予防を徹底するように書かれています。

ガイドラインの中から、具体的にどのような結婚式の様子になるのか、抜粋してご紹介していきます。(ガイドラインの全文はこちらから)

※注意※
実際の結婚式の行い方は、式場によって対策が異なります。ここでは一例として参考にしていただければ幸いです。

打ち合わせはオンラインを活用する

結婚式の打ち合わせをオンラインで行う

通常、結婚式の打ち合わせは、式場に新郎新婦が足を運び、プランナーと話し合いを行います。挙式日の4ヶ月くらい前に始まり、全部で4回程度行うのが一般的。

今後はできるだけ外出を控えるべく、zoomなどのテレビ電話ツールを使用して、オンラインでの結婚式打ち合わせを行う式場も多くなるでしょう。

顧客の要望によりオンラインでの打ち合わせが可能な環境を整えること。

対面じゃないと不安に思うかもしれませんが、自宅で打ち合わせができるので、新郎新婦2人の都合が付きやすく、かえってスケジュール管理がラク!というメリットもありますよ。

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⇒⇒結婚式の打ち合わせはいつから始まる?流れ&内容【プランナー解説】

ゲストはマスク着用、体調不良者は欠席してもらう

結婚式のゲストはマスクを着用する

新郎新婦や式場側が行うべく感染予防対策もあれば、招待客のみんなにお願いすることもあります。

具体的には次に当てはまる人には、残念ですが出席を遠慮してもらうよう、事前にゲストに呼び掛けておく必要があるでしょう。

  • 新型コロナウイルス感染者との濃厚接触者
  • 同居人や身近な人で、新型コロナウイルス感染の疑いのある人
  • 挙式当日に熱がある、体調不良の人 など

(前略)発熱や風邪の症状のある場合には、参列はご遠慮いただくよう、事前にご案内すること。なお、来場者に発熱等の症状がみられる場合、検温等を行い、来場を制限する場合もある。

列席者の来場時には、マスクの着用を求め、ロビー、控室、式場等においては、常にマスクを着用してもらうこと。

また結婚式当日は、マスク着用で来場してもらうこと、検温などを行う場合は協力してほしいということも、事前にゲストに伝えておくようにしたいですね。

広い披露宴会場で、座席の間隔を空ける

広い披露宴会場で、座席の間隔を空ける

ガイドラインでは、挙式・披露宴会場でもソーシャルディスタンスを守るよう呼びかけています。

披露宴会場は、出来るだけ広めの会場を手配し、席の間隔は、飛沫感染が防げる十分な間隔(※)を開けること。

(※)「十分な間隔」とは、1m以上、可能なら 2m 以上を目安とし、少なくとも隣の席とは1席程度の間隔をあけることをいう。

通常時であれば、ゲスト数に対応するキャパシティの会場を手配しますが、ゲストテーブルや座席の間隔を広く開ける必要があります。

例えば、8人掛けの丸テーブルに4人までしか配席しないとすると、ゲストテーブルの数を従来よりも多く用意しないといけません。

招待客の人数が60人ほどでも、100人規模の広い会場を手配されるということもあるでしょう。

広すぎる会場や少人数のゲストテーブルは、スカスカな印象で、寂しく感じてしまうかもしれません。ゲストテーブルの装花や装飾品を工夫するなど、人との距離を感じさせない演出をしたいですね。

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デザートビュッフェ、立食パーティーはできないかも

デザートビュッフェ

ゲスト同士の交流が楽しめる人気の演出「デザートビュッフェ」、1.5次会や二次会では定番のカジュアルな「立食ビュフェ」スタイル。

料理を取るためにトングなどを共有することで、接触感染のリスクがあるかもしれませんので、ガイドラインでは大皿に盛った料理の提供は避けるよう定めています。

提供する料理は、個人盛りとし、大皿盛りは避けること。

”ビュッフェは不可”とする式場もでてくるでしょう。

またウェディングケーキを新郎新婦がサーブして、ゲストに取り分ける演出もできなくなる可能性があります。

スナップ写真は密にならないように撮影する

スナップ写真は密にならないように撮影する

結婚式のスナップ写真は大切な思い出の一つ。ところが撮影の仕方にも、コロナの影響が…。

高砂席にゲストが集まったり、テーブルラウンド(フォトラウンド)したり、披露宴中の写真撮影でも互いの距離を空けるよう求められる可能性があります。

集合写真を撮影する場合は、直前までマスクを着用し、会話を控えてもらうこと。

スナップ写真を撮影する際には、密集となることのないポーズとすること。

距離が離れることで、すこし寂しい印象の写真になってしまいそうですね。

ゲスト同士が密集しないことで、花嫁さんのウェディングドレスや、ゲストのおめかしコーデをばっちり写真におさめられる!とポジティブに考えてみては?

大声を出す余興・演出は控える

結婚式の余興

友人ゲストのバンド演奏やカラオケなどの定番余興は、飛沫感染の可能性を考えて控えてもらう必要があるかもしれません。

余興を行う際は、列席者と十分な間隔(※)を保つこと。

大声を発する余興等については、控えてもらうこと。

余興だけではなく、マイクを使いまわすテーブルインタビューなどのゲスト参加型演出も、できるかどうか怪しいところ…。

とはいえ最近では、ゲストとの交流をメインにしたい!という考えから、余興や演出の無い披露宴も定番化しつつあります。

特別な演出や余興を行わず、まったりとした披露宴を楽しんでみては?

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新しい生活様式。常識にとらわれない、新しい結婚式のアイディア

結婚式と言えば、挙式と披露宴をセットで行い、たくさんのゲストに囲まれて1日を過ごすのが当たり前でした。

ところが新型コロナウイルス感染拡大の影響を受けて、これまでの結婚式の常識を考え直さなければならない昨今。

型にはまらず、新しいスタイルで行う結婚式アイディアをご紹介します。

オンライン挙式

オンライン挙式とは、新郎新婦やゲストが1つの場所に集まることなく、リモート参加するスタイルの結婚式です。

オンライン挙式サービスを提供する「WEB婚LIVE!」では、ビデオ通話アプリのzoom(ズーム)を利用して、新郎新婦とゲストが自宅から結婚式に参加します。

オンラインとはいえ、プロの司会者が人前式の進行を務めるので、普段のオンライン飲み会とは別物。ケーキカットやプロフィールムービー上映などの演出も行えますよ。

オンライン結婚式サービス「web婚」

画像:株式会社ユーグラッド「WEB婚LIVE!」プレスリリースより

オンライン挙式は気軽で自由な結婚式スタイルですが、一方で否定的な意見もあるよう。

結婚式業界唯一のチャット相談&式場探しサービス「PLACOLE WEDDING」を運営する、冒険社プラコレが行ったアンケート調査によると、オンライン結婚式について87%が「なし」と回答しました。(n=1,443)

またすでに、オンライン挙式に参加経験のあるゲストからは、「一部の人で盛り上がっている」「途中で飽きた」などの意見も。

コロナで結婚式を中止せざるを得ない、でもお披露目だけはしたい!というカップルには、オンライン結婚式もひとつの手段ですが、招かれたゲストは困惑しているのかもしれませんね。

ドキュメンタリーウェディング(結婚式ムービー)

ドキュメンタリーウェディングは、結婚式のプランニングサロン「atarayo weddingz」が提供する、新しい結婚式のカタチです。

  • プロフィールムービー作成
  • 結婚式の前撮り
  • 挙式
  • 挙式映像撮影

これらをセットでプロデュースして結婚の証を残すというサービスで、すべてを1日完結で行います。(事前取材は必要)

ほかのムービー制作業者との違いは、新郎新婦の過去・現在・未来を描くドキュメンタリー映像という点。

小さい頃の写真や映像、2人の馴れ初め、前撮り風景はもちろん、今現在の2人を撮影して日常を切り取ります。

ドキュメンタリーウェディング

画像:atarayo weddingz 合同会社「ドキュメンタリーウェディング」プレスリリースより

もちろん挙式の様子(2人だけの挙式や家族挙式)も撮影。できあがった作品は、自然体の2人が映し出された、世界に一つだけのノンフィクションムービーです。

コロナ禍で結婚式をあきらめなくちゃいけないけど、なにか節目になるものが欲しい!というときに、今この瞬間を切り取ったドキュメンタリー映像を作ることで、数年後見返したときに感動がよみがえるでしょう。

ドキュメンタリームービーは、ビデオレターとして離れて暮らす親族に贈ったり、コロナが落ち着いたころに1.5次会をして友人にお披露目したり、様々な楽しみ方ができるのも魅力的です。

まとめ

  • 新型コロナ感染拡大時期の結婚式は、延期とするカップルが多数
  • 結婚式の延期時期は、2020年10月~12月、2021年4月以降が多い
  • 感染拡大防止ガイドラインに沿って、従来とは異なるスタイルの結婚式が求められる
  • オンライン挙式など、新しい生活様式でも楽しめる結婚式がある

新型コロナウイルスの感染拡大の影響を受けて、以前のような結婚式を行うことが難しくなってしまいました。

マスク着用アルコール消毒はもちろん、ソーシャルディスタンスを保つなど、できる演出も限られてしまいます。

でも結婚式をあきらめずに、晴れの日を迎えたい!ゲストにお披露目したい!感謝の気持ちを伝えたい!というカップルも多数。

できる範囲で、新郎新婦も家族もゲストも、みんなが安心して楽しめる結婚式をプランニングしたいですね。