結婚式でやらなくてよかったことって?プランナーが語る、やりすぎ婚

結婚式でやらなくてよかったことって?プランナーが語る、やりすぎ婚

結婚式は節約のしすぎもNGですが、料金をかけ過ぎるのも考えもの。

かつてウェディングプランナーとして、たくさんの新郎新婦さまと一緒に挙式・披露宴の結婚準備に励んでいた経験から、正直「ここまでやらなくてもいいのでは…」と思う事も少なくありませんでした。

そこで、筆者の経験や体験談をもとに結婚式でやらなくてもよかったことをランキングにしてご紹介していきます。

プランナー目線!結婚式の「やりすぎ」「お金かけすぎ」ランキング

結婚式の余興

結婚式を挙げるということを前提に、結婚式の演出などで「やらなくてもいいのでは…」と思う事を、ワースト5でご紹介します!

第5位 テーブルインタビューの人数が多い

多くのゲストからお祝いのメッセージをもらいたい、と願うことは皆さん同じ。司会者から「テーブルインタビュー」という形でゲストテーブルにまわってもらう演出も行われています。

しかしテーブルインタビューの人数は、2〜3名にとどめることがおすすめです。

人数が多すぎると、インタビューゲスト同士も同じようなコメントになってしまい、退屈に感じるゲストもいるでしょう。披露宴が間延びしてしまいます。

第4位 手作りにこだわりすぎる

結婚式で手作りを取り入れたいと思う方は多いです。

しかしやみくもに、あれもこれも手作り…というのは考えもの。結婚式アイテムの手作りには、ある程度の知識と時間が必要ですし、仕事をしながらの作業はなかなか大変。

最悪、締め切りまでに仕上がらない可能性も捨てきれません。

手作りをやって後悔するのは残念ですから、「招待状は式場に依頼するけれど、席札はハンドメイドする」など、ポイントを絞って手作りを楽しめば良いのではないかと感じます。

第3位 お金かけすぎ?4着以上のお色直し

ウェディングドレスにカラードレス、白無垢、色打掛…結婚式にはさまざまな衣装があります。一生に一度の結婚式ですから、気に入った衣装を着つくしたい!と思う事は何もおかしなことではありません。

しかし、披露宴で4着以上お色直しをするなど、回数が多すぎるのは、やりすぎではないかと感じます。

お色直しには時間がかかるため、着る衣装が増えると、披露宴で新婦の不在が続きます。新婦と話すことを楽しみにしているゲストにとっては、不評に繋がる可能性があります。

披露宴では、せっかくお祝いに来てくれているゲストと過ごす時間を作ることも大切ですよ。

どうしても着たい衣装が複数ある場合は、前撮りや後撮りで写真を残すことも検討しましょう。

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第2位 演出が多すぎて、歓談時間がない

歓談の時間が取れないほど演出を詰め込みすぎことはオススメできません。

ゲストに楽しんでもらいたいという主旨は十分に理解できますが、ほんとうにその演出はゲストが望んでいることでしょうか?おもてなしではなく自己満足かもしれません。

ゲストが料理をゆっくり味わう時間や、周囲のゲストと会話を楽しむ時間も考慮し、ゆとりをもった進行を検討するようにしましょう。

第1位 えっまた?サプライズ演出が多すぎる

結婚式だから…とサプライズを計画されることも多いです。しかし、サプライズは多くても2回にとどめることがおすすめです。

複数のサプライズは、「またサプライズ?」とゲストのひんしゅくを買ってしまうことも。一番びっくりさせたい演出も驚きが薄れてしまいます。

自己満足に終わらないためにも、最優先するサプライズは何かを見極めましょう。

番外編 友人に司会を依頼するのは危険?

多くの結婚式を間近で見てきた筆者が「これはやらなくてもよかったのでは?」と思う事があります。それは、新郎新婦が友人に司会を依頼されたこと。

芸人を目指しているという新郎友人に司会を依頼し、多くの人の前で話すことや、司会としての経験を積んで欲しい!との願いから実現した友人司会でした。とはいえ、結婚式の内容を知らないご友人自身には、とても荷が重かったことと思います。

結婚式の司会はプロでも時間管理が難しいとされています。当日は時間が間延びしてしまい、盛り上がりにも欠けてしまうという残念な結果に。

新郎様とご友人は達成感でいっぱいでしたが、周囲からは「あの司会は…」と不評の声が聞こえました。

結婚式の定番演出ほんとに必要?自己満足?やらなくてもいいもの

ファーストバイト

ウェディングケーキ入刀やキャンドルサービス、プロフィールビデオの上映、花嫁の手紙…結婚式には定番化している演出が多くあります。

その中でも筆者がプランナー目線で「なくてもいいものではないか」と思う内容をご紹介します。

話したことがない上司・疎遠の親族を招待する

職場で勤務しているという理由のみで、話したこともない、もしくは会話の回数も少ない上司を呼ぶことは、しなくてもいいのではないかと思います。

同様に、両家の人数を合わすためだけに疎遠の親族を招くことも、やらなくてもいいと感じます。

職場での立場や両家のバランスを重視するのではなく、呼びたい人だけを招待されたらいいのではないかと思います。

サンクスバイトの人数が多い

サンクスバイトとは、新郎新婦がファーストバイトセレモニーのあと特定のゲストをお招きし、感謝の気持ちを込めてケーキを食べさせる演出です。

指名が1人だけなら良いですが、何人も指名する必要はないと感じます。

それに加え、「結婚式をしていないから」と、ご兄弟や友人夫婦にサプライズでケーキ入刀やファーストバイトのセレモニーを用意することもありましたが、これもなくてもいいと思います。

結婚式をしなかった背景にはさまざまな理由がありますし、よかれと思って取り入れた演出が、必ずしもゲストにとって喜ばしい事とは限りません。

ムービー演出が多い

最近はご友人の余興がムービー演出であることが増えてきました。

ムービー演出のたびに会場が暗くなるため、ゲストの食事が進みません。あたたかい料理はあたたかいうちに召し上がっていただきたいですが、ムービー演出が多いと食べられないことも多いのです。

そのため、ムービーの演出は多くてもトータル2回までで予定することが理想です。

結婚式でやってよかったこと、やらなくて後悔すること

バージンロード

一方、取り入れないと後悔することもあるのではないかと思います。逆に最低でもこれだけはやるべきと思う事をご紹介します。

花嫁の手紙を読む

恥ずかしいから、緊張するから...と、花嫁の手紙を取り入れない方もいらっしゃいます。

個人の自由ですから、必ずやらなければならないことではありませんが、筆者はぜひ花嫁の手紙を取り入れていただきたいと思います。

この場でしか言えないこともきっとあります。今まで言えなかった思いをぜひお手紙に託してください。

バーコンロードを父親(母親)と歩く

授かり婚をお父様から反対され、「お父さんと腕を組むなんてイヤ!」という理由でお父様との入場を避けられた花嫁さまがいました。何度か「お父様と入場しては?」と打診しましたが、首を縦には振ってくれませんでした。

しかし後日、「やっぱりお父さんと入場すべきだった」と打ち明けられたのです。なぜなら結婚式の後、お父様は病気で歩くことができなくなったから。

「お父さんと歩くことが出来ないと思うと、一生に一度の結婚式なのに、あのときの感情だけでなんでお父さんと入場しないと決めたのか…」ととても後悔されている様子でした。

「お父さんと入場したくない!」と思われる背景には、さまざまな理由があるかと思いますが今一度じっくり考えてみて下さい。

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そもそも結婚式自体はすべき?

結婚指輪

想像以上のお金や労力、時間もかかる結婚式。

婚姻届一枚で結婚できるのに、大変な思いをしてまで結婚式をやるべきなのか?と悩む方もいらっしゃるでしょう。

筆者はプランナーとして式場に勤務していましたが、それが理由というわけではなく、「結婚式を挙げたい」と思い自分自身も結婚式を挙げました。

その理由は、両親に感謝の気持ちが伝えたかったから。それに加え、結婚式では多くのゲストからお祝いを受けられますので、こんなにも自分たちは周囲に大切に思ってもらっている、というメッセージを伝えたかったのです。

普段はありがとうと言えないことも、結婚式の場だけでなく、準備期間を通じて伝えられたと思います。

母からは「花嫁の母の気持ちにさせてもらえた、一緒に結婚式の準備が出来てうれしかった」とメッセージをもらい、お金がかかっても結婚式を挙げて良かったと思いました。

また、どうしてもやりたかったのが、大好きな祖母に今までのお礼の気持ちとしてアルバムを渡すこと。

結婚式後に祖母が他界し、祖母と話すことは叶いませんが、その瞬間を映像として残すことができたのも結婚式をやってよかったことのひとつです。

まとめ

  • 演出を詰め込みすぎや、4着以上のお色直しはやりすぎの可能性あり
  • 手作りしなきゃ!と思わない。できる範囲でやろう
  • サプライズは2回程度に抑えると良い
  • 結婚式後、「やったらよかった」と後悔しないように、演出はその時々の感情だけで決めない

挙式や披露宴でやりすぎでは?と感じたことをご紹介しました。

一生に一度の結婚式ですから、あれもこれもやりたい、取り入れてみたいと思う事は自然なことです。しかし、お金のかけすぎてもゲストの満足度は上がらず、自己満足で終わってしまうこともあります。

もちろん費用を節約しすぎても不評に繋がるため、こだわりをもって結婚式の内容にメリハリを持たせることが大切なのではないかと感じます。

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