ブライダルエステは生理中でも受けられるのか、多くの花嫁さんが気になるポイントですよね。
生理周期とホルモンバランスをきちんと理解して、エステのタイミングを上手に合わせれば、より高い効果に期待ができるかも！
生理中のブライダルエステについて、花嫁さんが知っておくべき情報をお届けします。
生理中もブライダルエステは可能
基本的には、生理中でもブライダルエステを受けることができます。
ただし生理中の施術可否に関しては、サロンによって方針が大きく異なります。
例えばブライダルエステナビでも人気のサロン「ブライダルエステ PMK」の場合は、生理中のエステ・脱毛はNG。
一方でシェービングサロンのヒロ銀座は、生理中でも施術可能です。
「生理がかぶりそう！」と分かった段階で、サロンに相談をしてくださいね。
なお生理中も施術OK！というサロンで、お尻や下半身など、ショーツを脱いで紙パンツで行うエステだと経血が漏れ出る心配があるため、施術が受けられない場合もあります。
こんな時はキャンセルしよう！生理中の肌荒れ・体調不良
生理中でもブライダルエステが受けられるからと言って、無理に行うのはよくありません。
次に当てはまる場合は、無理せず日にちをずらしてもらいましょう。
ニキビ・肌荒れしている
生理前は黄体ホルモンが増え、いつもより皮脂が多く分泌されるようになります。その結果、皮脂が毛穴詰まりを誘発してニキビができやすくなってしまいます。
ニキビがある状態でフェイシャルエステを受けると、悪化してしまう可能性があります。
生理前～生理中で、赤く腫れたニキビやかさつきがある場合は、フェイシャルエステは避けたほうがいいでしょう。ブライダルシェービングも同様です。
PMS・生理痛がある
生理中に食欲不振やめまい、頭痛、腹痛などがある場合は、エステはやめましょう。
特に1dayプランなど、ブライダルエステは1回あたりの時間が長いので、体調がすぐれないとエステの香りや刺激で気持ち悪くなってしまいます。
吸引系の痩身マシン、キャビテーション、強い揉みだしマッサージなど、お腹を強力に刺激する痩身エステはとくに、生理中は避けたほうがいいでしょう。
ラジオ派やハイパーナイフなど、身体を温めるための痩身マシンは、サロンによっては生理中もOKとしています。
生理・体調不良で日にちをずらすと、キャンセル料はかかる？
キャンセル料については、以下の例のようにサロンによって異なります。
- 美4サロン：キャンセル料無料
- ヒロ銀座：当日の悪質な無断キャンセル・直前のキャンセルは施術料の100％
キャンセル料がかからないサロンでも、当日や前日などのキャンセルはお店に迷惑が掛かります。
規則的に生理が来ている方は大体の日にちがわかると思うので、かぶりそうなら事前に連絡をしておきましょう。
生理不順で日にちがわからない方も、もし生理と施術日が被ったらどうしたらいいか、必ずサロンに相談をしておきましょう。
生理中にブライダルエステを受けるときに注意すること
ブライダルエステはベッドに横たわって施術を受けることが多いです。
夜用ナプキンをつける、タンポンを使うなど、漏れ対策は万全にしていきましょう。
サロンに伝えておこう
生理中のエステが可能なサロンでも、施術当日が生理中であることは伝えておきましょう。
お肌状態を確かめて、敏感肌対応のパックやトリートメントに変更してくれるサロンもありますよ。
生理前・生理中・生理後で、痩身エステの効果に違いが出る！？
生理前はダイエットに向かない、生理後は痩せる！といった話を聞いたことがある人も多いのでは？
これはホルモンバランスによる身体の変化に関係しています。
女性の身体はホルモンバランスによって、「月経」→「卵胞期」→「排卵期」→「黄体期」→「月経」…と、通常は28日間で周期があります。
このうち生理前に当たるのが、黄体ホルモン（プロゲステロン）の分泌が増える「黄体期」。
黄体期は身体に水分や食事の栄養を貯め込み、妊娠に備える時期になります。（たとえ妊娠をしていなくても！）
どうしても顔や身体がむくみやすくなったり、食欲旺盛になったりするので、痩身エステやダイエットをしてもあまり効果的ではないとされています。
エステの効果を高めるなら、生理後が最適！？
月経後の「卵胞期」「排卵期」になると、黄体ホルモンよりも卵胞ホルモン（エストロゲン）が多くなり、お肌や身体の調子がよくなります。
体内でコラーゲンの生成が盛んになるため、肌に潤いが増します。
生理前や生理中よりも気分も前向きになれるとされてるので、積極的に運動を行ったり、ダイエットへの意識も高く保てる時期。
美肌エステや痩身エステを行うなら、生理前より生理後のほうが高い効果に期待ができるでしょう。
生理日をずらしたいとき
エステや挙式当日に生理が重なるのが嫌！という方は、タイミングによってはピルの服用によって生理日をずらすことができます。
生理を遅らせることも、早めることも可能です。
生理予定日の5日前くらいからピルを飲み始めて、生理を避けたい日まで飲む。最後に飲んだ日から2～3日程度で生理が来る。
■ 現在生理中の場合（次の生理を早める）
生理開始から5日目までにピルを飲み始めて、2週間程度飲む。最後に飲んだ日から2～3日程度で生理が来る。
ただしこの2つの方法だと、生理日がだいたいわかっている人か、現在生理中の人しか月経移動ができませんね。
生理不順でエステや挙式日に生理が来たら嫌だ！という人は、避妊効果のある低用量ピルを毎日服用することで、生理周期が安定します。
結婚式まで1ヶ月以上時間のある方は、検討してもいいかもしれません。
まとめ
- 生理中でもブライダルエステは可能だが、サロンによって対応が大きく異なる
- 生理によってニキビ・肌荒れしている場合、エステによって悪化する可能性がある
- 生理によるキャンセルは、キャンセル料がかかる場合もある
- 生理中に施術を受けるなら、夜用ナプキンやタンポンなどで経血のモレを防ごう
- 生理前～生理中はダイエットに向かない時期。痩身エステの効果に影響がある
- 生理後はお肌と身体が好調に！エステの効果に期待大