こんにちは!編集部のあやです。私は2017年4月にハワイで結婚式を挙げました。私が特に心配だったのが、飛行機移動や現地でのスキンケア対策です。「挙式当日をベストな肌コンディションで迎えたい!と思うけど、どんなことに気をつければいいのか」って、経験してみないと分からない事が多いと感じました。

ハワイ婚卒花が教える、肌コンディションをキープする過ごし方のコツ[出発日~滞在中]

そこで、ハワイウエディングの出発~滞在日~挙式当日までの過ごし方のコツをまとめました。海外挙式やリゾートウエディングのプレ花嫁さんもぜひ参考にしてください!

日本~ハワイ移動日、肌を守るための飛行機内の過ごし方

日本(羽田空港)からハワイ(ホノルル空港)までにかかる飛行時間は、約6時間半から7時間強。19時間もの時差がある関係で、19時~22時頃に出発し、同日の朝7時~10時の間に到着する便が殆どです。機内ではどう過ごすのが正解なのでしょうか?

・夜に出発、着いたら朝!移動中は寝るのが一番

前述のように、日本とハワイは19時間の時差が。日本の夜に出発して同日の朝にハワイに到着します。時差ぼけを避けるには機内では寝るのが一番。映画やゲームなど、エンターテインメントはほどほどに、機内の照明が暗くなったら寝るようにしましょう。

・マスク・シートパック・こまめな水分補給で、肌の乾燥を徹底的に防止

日本の通年湿度の平均はおよそ60%~70%ですが、なんと機内の湿度は20%前後まで下がるので、肌は当然乾燥します。飛行機に搭乗する前にはメイクを落とし、しっかり保湿したうえでマスクをしましょう。自分の吐く息の中に含まれる水分が、肌の乾燥を防ぐことができます。最近では保水力のあるフィルターが入った「濡れマスク」も販売されているので活用しましょう。

フライトの途中で肌が乾燥してきた場合は、市販のシートパックがおすすめです。機内に持ち込む液体の量は100mlと限られていますので、シートパックも折りたたんでジップロックに入れるのを忘れずに。家でするのと同じ要領でシートパックをしたら、乳液やクリームで肌にフタをして水分の蒸発を防ぎましょう。

こまめに水を口から入れることも大切。身体を冷やさないよう、常温の水を少しずつ飲んでください。「喉が渇いた」と感じたころには、もうすでに身体が乾いてしまっているので、のどが渇く前に意識的に飲むのがポイント。さらに乾燥を予防するには、空気の湿度を自分で調節する方法も。携帯用の加湿器を機内に持ち込むのも手です。ペットボトルの水を吸い上げて加湿してくれる商品や、電源がUSBでつなげられるタイプもあるので便利ですよ。水の入ったコップや、濡れたお絞りをテーブルに置くなどのちょっとした工夫でも、湿度を保つのに役立ちます。

・美肌の敵、身体の冷えにも注意

機内は冷房も強めにかかっているため、冷えも心配。夏でも、機内には必ずカーディガンやストールなどサッと羽織れるものを持ち込みましょう。それでも冷える場合はCAさんに追加で毛布を頼みましょう。

挙式のベストタイミングは到着した次の日!

ハワイ挙式のタイミングは、長時間のフライトで乾燥してむくんだお疲れ顔をリセットしてから。到着から式までは、最低24時間は空けてその間は美容に徹しましょう。逆に日にちを開けすぎてしまうと結婚式までに日焼けしてしまったり、挙式に向けての緊張でハワイを満喫できなかったりするので、ハワイに到着するのが朝であればその翌日がおすすめです。

到着後~挙式までのスキンケアのポイント

到着後~挙式までのスキンケアのポイント

・基礎化粧品は日本から持参して

海外旅行に行くと、空港や現地の免税店で化粧品が安く買えます。また、現地のドラッグストアなどでも目新しいコスメが並んでいると、テンション上がるのが女子。しかし、結婚式当日までは新しい化粧品は使用しないのが吉です。日本でいつも使っている化粧品をそのまま現地でも使えるように準備していきましょう。

・肌トラブル防止の肝、保湿をたっぷり

ハワイに到着すると、カラッとした気持ち良い気候で開放的な気分になります。日本とあまり湿度は変わらないものの、乾燥した風が吹いており日差しも強いので肌が乾燥しやすい状態に。日本にいる時よりも念入りに保湿ケアを行いましょう。

・帽子・サングラス・長袖で紫外線をシャットアウト

ハワイの紫外線は日本の3~6倍とも言われています。日本での山登りと同じ程度だと思ってください。ハワイでは日本のように紫外線対策を徹底している人はほとんどいませんが、挙式のためなら仕方ありません。とはいえ日傘やアームカバーなどは周りから浮いてしまうので帽子にサングラス、長袖で紫外線を完全にシャットアウトしましょう。

・日焼けしてしまったらまずは冷やして赤みとほてりを沈静

肌が赤くなってヒリヒリしてしまう程日焼けをしてしまった場合、まずは炎症を抑えるために冷やすことが大切。美白ケアなどは、肌の赤みやほてりが鎮まってから行いましょう。冷えたミネラルウォーターを直接スプレーする、化粧水を含ませたコットンでマスクをするなどして、ほてりを抑えましょう。念のために、日本で売られている日焼け用のジェルなどを持参すすのもおススメですが、肌に合わない場合もあるので、日本で必ず事前にパッチテストをしてくださいね。

・美白&保湿効果のあるシートパックで朝晩2回のケア

挙式までの期間は美白成分が入ったシートマスクでケアしましょう。日本で自分に合ったものを選んで、持参してください。日焼けをしてしまっても、初期段階でメラニンの生成を抑えればダメージを最小限にとどめることができます。乾燥した肌もしっかり潤すことで、大きな肌トラブルを防ぐことも可能。式までは朝と夜の洗顔後にパックして、コンディションを整えましょう。

・ハワイらしいフードを楽しむのは挙式後に

ハワイらしいフードを楽しむのは挙式後に

ハワイには日本ないアメリカンなグルメがあふれていて、誘惑も沢山あります。でも、目新しく食べ慣れない食品は挙式までは避けてください。身体に合わずに体調を崩してしまう可能性もあります。また、ハワイにありがちな揚げ物やパンケーキなど、脂っこく甘いもの・乳製品は肌荒れを招きますので我慢。野菜と少しのフルーツ、適量のたんぱく質中心の食事をとってくださいね。

・前日の睡眠は一番大事。どうしても眠れなければ、睡眠導入剤を使う手も

肌のコンディションに一番影響するのが睡眠。しかし挙式前のハイな気分で、前日の夜はなかなか寝付けない場合も。お風呂はシャワーで済まさず、バスタブにお湯をはって身体を温める・ストレッチをするなどして、緊張を解しましょう。最終手段として、市販の睡眠導入剤を使う手も。初めて使用する場合は、必ず事前に日本で試してみて、摂取量などを調節してください。

・挙式当日の朝はむくみ&くすみ解消のマッサージでダメ押し!

挙式当日の朝は、いつものスキンケアに加えてフェイスマッサージをするのがおすすめ。当日はメイクやリハーサルなどで朝が早いと思うので、どうしても顔がむくんでいます。洗顔後のパックのあと、保湿クリームでマッサージしましょう。まずはこめかみから鎖骨にかけてリンパの詰まりを流し、顎・頬・目の周りを筋肉に沿って「内から外へ」マッサージ。最後にもう一度、こめかみから鎖骨にかけて刺激して完了です。顔がしゃっきり、目覚めたような感覚になりますよ。血行も促進されるのでクマやくすみの解消にもなります。